人骨

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備忘録

2004年10月25日 | バイク雑談
10月24日。VTR、10900kmでプラグ交換1回目。

10月10日~16日の間テント担いで単独で山陰地方ツーリングに出向いたわけだが、この頃からプラグのことが気がかりだった。何しろ1万キロ無交換だ。わが人生においてここまでの長距離プラグを放置したことはない。でもまあプラグが劣化するったってタカが知れてるし、そろそろ換えれば良いでしょくらいに考えてたところで。昨日ドラスタへ逝ったらプラグ売り場に使用済プラグの見本が晒してあった。曰く、「原付で15000km走行のプラグ」。電極が溶けてなくなってる…。溶けた電極がシリンダー内に落ちたりでもしたら即アボンである。怖くなって速攻プラグ購入。前のバイクは1本400円しなかったのに、今度のは700円以上しやがる。チラっと横目にVXプラグとかいうのも見たが、1本1500円なのでやめよう。持ち帰って家で交換作業に励んだ。プラグ交換時のお約束で、最初にプラグキャップ周りの清掃から始める。フロントバンクのプラグホール周りは砂粒だらけ。職場からかっぱらってきたOAダスターでこれを撤去。さて摘出したプラグは…電極はカドが取れて丸みを帯びているものの溶けるとかとは無縁の状態。まあ見た感じそろそろ換え時かな、っていう程度であった。焼け色はキレイなキツネ色。とりあえず1万キロは余裕で持つということが判ったよ。ホッ。

リアバンクのプラグが取り難かったので、いっそと思いタンクごと外してしまった(新車で買ったバイクのタンクを外すのも我が人生初である)。ついでにエアクリにもアクセスし点検しておいた。へぇVTRはこうなってたんですね。なおキャブの吸入口には噂どおりの「タケノコファンネル」が付いていた。ムラムラっとカスタム心が湧くが、それはこのバイクがもう少しボロになってからにしよう。

その他色々点検してみたが、中でも感心したのがブローバイバス還元装置。以前乗ってたVT250FEはキャッチタンク経由でエアクリボックスに戻す作りだった。キャッチタンクに溜まった膿はメクラキャップへ垂れ流し。たまにこのフタを外して膿を抜いてやる。しかしVTRにはキャッチタンクはない。代わりにサーモスタットケースみたいな妙ちくりんな物体を経由している。ここからエアクリボックスならびにガソリンコック用の負圧チューブへも戻している。この装置は、これは想像だがおそらく触媒かなにかが入っていて、ブローバイガスをクリーンにするものなのである。またブローバイの吸出口も各シリンダヘッドカバーから2本ずつ、計4箇所。FEがクランクケース1箇所から吸出するだけであったのと比べれば随分な気合の入れようである。よく知らないけど、お国の排ガス規制もこの20年で随分厳しくなったんでしょうね、ということが今回実感できました。
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