泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

今夜も「伝統」のお仕事

2022-11-23 23:29:35 | 丹下一の泡盛日記
水曜日は寮美千子さんの誕生日で、そして祝日。
これは同列ではなく、自分の優先順位。
祝日なので、お仕事へ。
朝一番に、ちょっと汗をかいた後、午後も力仕事。
そして、夜は伝統音楽と舞踊。
この頃、本当に「古典」や「伝統」関係の仕事が多くなっている。
まあ日本では「現代演劇」がほぼ消えつつあり、お芝居ばかりになっている分、接する機会も増えているんだろうか。
もちろん戯曲をそのまま具現化する「お芝居」も嫌いではない。
むしろ元が出不精な上にスケジュールがぎっしりで、
「現代」に直面するようなお芝居に出会おうとしていないだけで。
世の中では、チャレンジしている人たちがたくさんいることも理解はしている。
そして、この夜の伝統音楽と舞踊の人々も、また美しいのだった。
この頃、立ち居振る舞いの美しさが、舞踊は、もちろんのことなんだけど、「おと」のクオリティにもつながっているのではないかとさえ考えるようになっている。
素敵な「伝統」継承者たちなんだけど、袖まで履いてきたサンダルが、可愛いくてつい。



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WS「平家物語」の稽古

2022-11-23 12:55:59 | 丹下一の泡盛日記
火曜日は所用で横浜へ。
ここには2009年の秋から通っている。
その間に逗子〜井土ヶ谷〜練馬、と棲家は変化。
同じ場所に通っているのに、心にはすでに「今」のことしか浮かばない。
終了後、即座に戻る。
車内では帰宅後の段取り、特にランチに何を食べるか、が大事な一人議題。
汁そば、と体が要求していたので、それを段取りつつ夕方の軽食も。
それが、車内で眺めていたスマホでラーメンをみて、すっかりラーメンが食べたくなる。
軽食のサンドイッチも持って、WS「平家物語」の稽古場へ。
元々が実力のある人たちなので「世界」を掴めば語りのレベルのふわりと上昇する。
ただ「世界」を掴むまでに、ノッキングを起こしつつ進んで行く人もいて。
もちろん、それを応援してお手伝いするのが役目。
12月20日(火)にはアトリエ第Q藝術で発表会。
そのメニューも見据えつつの稽古。
20時過ぎに終了。
帰宅しても雑事色々。
「ノスタルギガンテス」のイメージが、ぽこっ、ぽこっと湧き上がってくるのだけど、じっくりとまとめる時間が作れないのが残念。
睡眠時間を削るよりも、しっかり休んだほうが結果早い、てなお年ごろ。
ゆっくりでも歩き続けていれば山頂に着く、と知った頃に戻っていくんだなあ。
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