水曜日は寮美千子さんの誕生日で、そして祝日。
これは同列ではなく、自分の優先順位。
祝日なので、お仕事へ。
朝一番に、ちょっと汗をかいた後、午後も力仕事。
そして、夜は伝統音楽と舞踊。
この頃、本当に「古典」や「伝統」関係の仕事が多くなっている。
まあ日本では「現代演劇」がほぼ消えつつあり、お芝居ばかりになっている分、接する機会も増えているんだろうか。
もちろん戯曲をそのまま具現化する「お芝居」も嫌いではない。
むしろ元が出不精な上にスケジュールがぎっしりで、
「現代」に直面するようなお芝居に出会おうとしていないだけで。
世の中では、チャレンジしている人たちがたくさんいることも理解はしている。
そして、この夜の伝統音楽と舞踊の人々も、また美しいのだった。
この頃、立ち居振る舞いの美しさが、舞踊は、もちろんのことなんだけど、「おと」のクオリティにもつながっているのではないかとさえ考えるようになっている。
素敵な「伝統」継承者たちなんだけど、袖まで履いてきたサンダルが、可愛いくてつい。