北海道の魚の味が忘れられなくて、カラダがお魚を求めている。
もちろん満足できない事はわかっている。
だから刺身用を買ってきてせめてヅケにした。
ここ数年全国の小学校を回っているのだけど、子どもたちの名前が自分の時代(45年前)とは様変わりしている。
彼らから見たら自分の小学校の名簿は「トメ」とか「ヨネ」さんみたいな古い名前がずらっと並んでいる感じがするんだろうな。
30年くらい前の事だが、ある白人が「帰化」したいと日本国籍を取りに役所に行った。
漢字かひらがなで「日本名」を申請する必要があり、自分のヨーロッパ風の名前に漢字を宛てた。
彼は、それがかっこいいと思って気に入っていた。
ところが窓口の役人は「日本人になるのだから日本人らしい名前を」と言って受けつけてくれなかった。
で、彼の戸籍上の名前は「太郎」になった。
この話を聞いて、森鴎外さんちはどうなるのか、と思った。
森さんちの「茉莉/マリー」は「まり」と発音するならいいけど「於菟/オットー」はいかがなものか。
「杏奴/アンヌ」はウルトラセブンでも使われているが。。。。
といった議論があってしかるべきだよなあ。
そして、その回答はまさかその役人一人/個人の判断ではあるまい。
全国的、国家的な統一された認識でなければならないはずだ。
以前、高校生の「きょうこ」ちゃんがパスポートを取得するときに「KYO”H”KO」とHを入れるようにと窓口で強く指導され(もちろん彼女はかなり抵抗した)それに従い、後に大変な迷惑を被る事になった。
全国の「きょうこ」さんは今すぐにパスポートを書き換えなければなりませんね。
川崎のパスポートセンターのご指導ですもの。
(自分もこの件で経済的な被害を被ったので訴えようかと思ったくらいだ)
この役人は、誰かを自分の意のままにあやつる快感を感じたんだろう。
初めてのパスポートを自分で取りに来た女子高校生に対しての彼のこの行為は「レイプ」にも等しいと思っている。
白人の名前を「日本風」にと指導した役人も全国の小学校を回って強く指導してもらいたいもんだ。
行く勇気も意思もないだろう。
自分の「権力」を見せつけたくて堪らないのだろうが、目の前の一人の弱者にしかできないのだから。