泡 盛 日 記

演劇人(役者・演出家)丹下一の日記です。

CIISでパフォーマンス

2008-10-11 14:05:20 | 丹下一の泡盛日記
 てなわけで今日は早起きしてサンフランシスコのダウンタウンにあるCIIS(大学+大学院)でパフォーマンス。
 学生が集まってきていて、なんかかわいい。いいな、自分もまた大学に戻りたいとせつに思う。大人になってみると勉強は楽しいのだ。

 パフォーマンスは基本的に英語で。脳が忙しい。そして深いお話。連日舞台に立つかワークショップでもうウォームアップがいらないような状態だからだろうか。
 この大学は世界中から学生が集まっている。最初のテラーはイスラエル人の女子学生がサンフランシスコにはじめて到着した時の思い出。
 2番目はアメリカ人白人男性教授。3本目はグアテマラ人男子学生。4本目がアフリカ系アメリカ人女子学生。5本目は日本人の年配の男性。日本ではなかなかできない体験をした。
 Aちゃんの通訳に助けられながらも、5本目以外は全部英語で演じた。

 終了後、学食でスープとカレー+玄米ご飯。車の中でうとうとしながらオークランドの明日のリハーサル会場へ。

 18時に終了して「おうち」に戻る途中、プレイバッカーズ代表の佳代さん(宗像佳代)が「白いご飯食べたい」と。くみちゃんが持ってきているのを炊くことに。
 ならばおかずをつくりましょうと近所のフードセンターに。マグロのわさび醤油和え、いんげん、ほうれん草の胡麻和え、スモークド・サーモンのサラダ、だし醤油の卵焼き、なすの煮浸し、おすまし、などをつくってヴィッキーさんと晩ご飯。
 日本酒とワインもすすみ大いに盛りあがった。

 明日は今回の最終日。公開ワークショップには5年前のNYスクールの同級生も来てくれるとか。くう、楽しみだ。
 そしてパフォーマンスは思いっきり深いものを受け止める準備ができている♪
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Muirの森とビーチ

2008-10-11 01:27:42 | 丹下一の泡盛日記
 9日(木)は完全なオフ♪ ゆっくり起きて洗濯。台所でだらだらと朝ご飯。

 今泊まっているVickyさんちは事務所と気功の稽古場もある素敵な家。「うちはお金持ちじゃないから」などと言っているが日本だったらすごいぞ、これ。彼女は以前は自分の劇団も持っていた。たくさんのポスターや写真が張ってある。
 自分はふかふかのカーペット敷きの稽古場に布団(!)で寝ている。みんなのいい「気」が降り積もっているせいか熟睡。

 そしてその中にシルク・ド・ソレイユのポスターが! 彼女もラスベガスで「O]を観て深い感動を覚えたとか。その話題でひとしきり盛り上がる。「ズーマニティー」は見ていないというので、そりゃあぜひ観るべきだ! と強く勧める。
 くみちゃん「それなら来年来る時みんなで行こう!」

 お昼、在米日本人のAちゃんにMuirの森とビーチに連れて行ってもらう。Muirについてはナショナル・ジオグラフィックで読んだことがある。アメリカで国立公園を立ち上げた人だ。
 素敵な森で野生の鹿を見た。目の前にいるのに逃げようとしないでくつろいでいる。人になれているだけでなく、人間が柵をこえてこないことを知っている。お互いのテリトリーが守られているとこんな風に一緒にいられるのか。

 巨大なバナナなめくじにも出会いながら、続いてビーチへ。森からすぐそこがビーチ。太平洋だ。
 サンフランシスコの海の水は海流の関係ですごく冷たい。だから泳いでいる人はいない。
 なんか鳥が飛んでるなあと思ったら野性のペリカンだった。動物園以外ではじめて見た。

 いいエネルギーをたくさんもらった後はオークランドでエチオピア料理。豆でつくった酸味の強いクレープで、いろんな具を包んで食べる。
 ラムや牛、それに生の牛肉に香辛料やバターを混ぜたもの。煮た野菜や豆も豊富で、はちみつワインを飲みながらみんなで競う合うようにぱくぱく食べてしまった。
 帰宅して爆睡。

 今日は11時から某大学で本番。続けて明日の本番のリハーサル。ちょいとハードな最後の追い込みだ。
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