脇戸付二重二階櫓門、切妻造、本瓦葺のぬの門を抜けて上山里曲輪(かみやまざとくるわ)に到着。現在、リの一渡櫓が特別に公開されている。 中でも見物は大天守鯱瓦(本物)の展示である。現存する鯱(三代目・四代目・五代目)の周りに人が集まっていた。 最古の江戸時代の鯱(三代目)は享和三年(1803)の作。ユーモラスな表情をした鯱の躍動感が良く出ている。櫓の中には他に大天守鬼瓦や各種紋瓦などがあって城好きにはたまらない内容だった。