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第16回 9.11メモリアル 日本

2017-08-14 20:51:37 | 文学・芸術
文芸の大先輩から、イベントのお誘いのメールがありましたのでお知らせいたします。

和久内明氏は、国際的な詩人であり、劇作家また哲学者でもある教育関係にも大変お詳しい、畏怖すべき逸材であります。

詳しくは、 
表現創舎 オフィスわくないあき 

ホームページ: http://wakunai.com

のホームページを開いてご確認下さい。

以下に、頂きましたメールを転載いたします。

2001年9月11日に起きた同時多発テロから16年。時が経っても、この事件の悲しみと重みは決して消え去ることはありません。日本から、「忘れない」精神を担って、今年も「9.11メモリアル 日本」を行います。お忙しい中恐縮ですが、是非心にとめてくださり、東京近辺の皆様には足をお運びくださいますよう、お願い申し上げます!・・・
(和久内明)
 
 

  テロに散った犠牲者の方々を悼み、世界平和を願う集い

 

  「第16回 9.11メモリアル 日本」

 

      能楽界を代表する津村禮次郎の美しい能舞

    英国でも絶賛、9.11「証の墓標」上演

 

皆さま、8月はお盆の季節。そして何より、広島と長崎への原爆投下、敗戦。日本では最も熱くて感慨もひとしおの季節です。

戦後72年、時代は好ましい方向に変化しているとは思えず、私も含め、戦争を体験しない世代が老年期に入っています。

それを思うと、私たちの父母が体験した時代、当時の人々の暮らしぶりなどが偲ばれて、今を生きることの有難さ、尊さをしみじみ感じます。

ひとたび世界に目を開けば、先の読めない不確定要素が充満する時代です。

21世紀に限れば、何といっても、2001年9月11日、米国で起きた「同時多発テロ」という、途方もなく巨大な大事件が、今も私たちの現実に深く関わっていることを思わないわけにはいきません。

私は、多少なりとも教育を受けた人間の一人として、9月11日を忘れないことが、これからの世界に関わる必須の心構えだろうと考えてきました。

今年で16年。「9.11メモリアル 日本」も16回目を数えますが、心寄せてくださる演奏家、役者の皆様のご協力でここまで歩んで参りました。

時がたつにつれ、私は、日本でこれを行うことの意義、責務をますます強く噛みしめております。

今年も是非、多くの皆様にお集まりいただいて、私たち演奏家、役者の志を受け止め、ご一緒に、あの時亡くなられた三千人もの犠牲者(日本人は24人)を悼み、世界平和の流れに加わってくださいますよう、心よりお願い申し上げます。

動かないでいれば、いつの間にか忘れられます。そしてその分、私たちは自分たちの社会を見失っていくことになります。

私たち一人一人が生きているときに起きたことを忘れずに伝えていくことは大変大切なことだと思います。戦争の記憶も、私たちの父母、祖父母の世代が私たちに伝えてくれて今に及んでいるのですから・・・。 (和久内明)

 

【出演者】

★津村禮次郎 国際的にも著名な観世流シテ方(重要無形文化財能楽総合保持者)で、能のみならず、ジャンルを問わない稀有な表現力は圧巻である。

★塩高和之 ギター界から躍り出た類まれな技術と知識を持つ琵琶音楽会の代表的存在。

★山口亮志 イスラエル生。ギリシャ、メキシコ、日本、エル・サルバドル、米国で育つ。内外で名演奏を繰り広げるギター界注目の国際派。

★秋元史人 役者から裁判所の調停委員まで多彩な才能の持ち主。映画評論もこなす。

★小原正人 映画舞台で活躍。名優金子信雄の弟子で、長身を活かした表現力と声音が魅力。

★和久内明 哲学者、劇作家、詩人、教育家。「9.11メモリアル 日本」主宰者。   

☆今回は、日本を代表する抽象画家で、日本大学芸術学部教授の大庭英治画伯が、素晴らしい作品を提供してくださいます。 

★ 「証の墓標」は、もともと二〇〇一年九月十一日の「同時多発テロ」に立ち向かった和久内明の詩であり、ロンドンで発表された。居合わせたスコットランド詩人はサーガ詩と呼んで絶賛、著名な英文学者・詩人からも高い評価を得て、九.一一を代表する詩となった。今回は、独創的な表現芸術として工夫された注目の上演である。

★ 当代随一の能役者で、国際的にも著名な観世流シテ方津村禮次郎(小金井薪能主宰者)が、斯界注目の国際派ギター奏者山口亮志と組んで、鎮魂と祈りの心を込めた美しい舞を披露。一六年を経て、今を生きる私たちの犠牲者への想いと平和への思いを伝え、表現する。

 
日時:2017年9月11日(月) 午後6時半(開場6時)

場所:小金井 宮地楽器ホール 小ホール

 

JR中央線「武蔵小金井駅」南口駅前徒歩1分 
(会館に駐車場はありません)

 【入場料】 大人1200円  学生500円 (中学生以下無料)
 
 
【後援】 「現代知クラブ」  (有)HIAS研究所  HIAS・POSS
 

   《9.11メモリアル 日本》の歩み

【第1回2002】  野方区民ホール・中野芸能小劇場   2回開催

【第2回2003】 安田生命ホール(新宿)

【第3回2004】 東京中野ゼロ 小ホール

【第4回2005】 新東京會舘(南阿佐ヶ谷) 2回開催

【第5回2006】 新東京會舘(同上) 2回開催

【第6回2007】 新東京會舘(同上)

【第7回2008】 日本基督教団 阿佐ヶ谷教会

【第8回2009】 日本基督教団 阿佐ヶ谷教会

【第9回2010】 日本福音ルーテル教会 むさしの教会

【第10回2011】 杉並区立 座・高円寺Ⅱ

【第11回2012】 杉並公会堂 小ホール

【第12回2013】 杉並公会堂 小ホール

【第13回2014】 野方区民ホール

【第14回2015】 東京オペラシティ 近江楽堂

【第15回2016】 東京オペラシティ 近江楽堂






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