硝子戸の外へ。

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ミサイル実験の理由。

2022-10-04 09:44:58 | 日記
Jアラート放送が発動され、北朝鮮からミサイルが発射されて北海道、青森に着弾する恐れがあると注意喚起がなされた。
それを観ていた妻は「なんでそんな事をするんだろう。どうか落ちてきませんように」と心配そうに言った。

ミサイルの動きとはタイムラグのある情報を元に注意がなされているので、地上にいる人々にはどうすることも出来ないし、ミサイルの迎撃も100%成功するという事はないので、不安は募る。

しかし、なぜ、ミサイルを打つのだろうか。外交上、そのリスクは高いはずである。
地位も名誉も権力も国中の言論もお金も、発する言葉の行方も自分の意のままになっているというのにそれ以上求めるものがあるのだろうか。
もし、何か理由があるのだとしたら、答えはその中にあるように思う。

これは個人的な妄想ですが、北朝鮮は韓国と休戦中であるから、ミサイルを打ち上げる事で、「私は貴方たちを護っている」というメッセージを国民に知らせるためであろうと思う。
私利私欲を貪るだけなら、国民から反発を受けるであろうし、ロシアと違い国土が小さいので、フェイクの情報もバレやすいので、ミサイル開発はとても分かりやすいのではないかと思う。

東シナ海に向けて打てないのは、地続きである中国への配慮であろうし、太平洋に向けて打つのは、日本国は何もできないと高を括っているからであろう。

日本は経済的に豊かにはなったけれど、戦後レジームはそのままである。
このミサイルの影響は、じわりじわりと大きなうねりとなって亡くなられた元首相の意志を乗せ改憲へと進んでゆくのではないだろうか。

そして、なによりも、このミサイル開発、実験によって、防衛、兵器開発、双方で儲けられる人が一番得をしているという構造がどうにも解せない。

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