硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

よく吟味してみる。 その2

2015-09-22 19:26:24 | 日記
今日の新聞の一面の見出しは、「政策米報告書にそっくり」「問われる日本の主体性」と言う文言であった。記事を追ってゆくと、安保政策は米国の元国務副長官と元国防次官補から出された報告書に沿ったものである山本議員から指摘されたうえで、「独立国家と呼べるのか」と批判されていたとあり、それに対し、首相は「政策は日本が主体的に判断し、米国の言いなりになるものではない」と、説明されていたとあった。

不思議な質疑応答である。日本は先の大戦において敗戦してからずっと米国の従属国であるので、独立国家でもなければ、利害が生じる政策には主体的に判断できない立場にある。

何故、このような不思議な議論が国会でなされているのでしょうか。疑問に感じる人も多いはず。それともモヤモヤさせておくことが大切なのでしょうか。

山本議員の批判に対し「日本は米国の従属国でもあるので、宗主国である米国の利益を守らねばなりません。つまり米国の意向に従うことが宗主国の利益を守る事になり、しいては我が国の国益をも守ることになるからです。」と、もっともらしく言えば誰もが「ああそうかぁ」と、納得するのではないかと思うのですが・・・・・・。

やはり、「それを言っちゃあおしまいよぉ」に、なるんですかねぇ。

コメントを投稿