硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

「ハン・ソロ」を観る。

2018-10-21 20:19:23 | 日記
映画「ハン・ソロ」を観る。落ち込んだ時、気持ちを持ち上げる為に、意図的にSFやアクション映画を観るようになってしまった。

レンタル屋さんにゆくと、もうレンタル化されていて驚いたけれど、劇場に足を運ばなかったことを後悔していたので、さっそく借りてみました。

後悔した通り、やはり、面白いのです。スターウォーズに続く伏線を散りばめたストーリーや、アクションは、観ていることを忘れてしまうほど面白い。同じジャンルの他の映画を観てみても、このような感じにはならないのが、スターウォーズなのかもしれませんね。

でも、観終わった後、思い返しストーリーをじっくり考えると、面白い事が次々と見えてくるのもこのシリーズ。

「ハン・ソロ」でも、キーワードになるのは、女性の存在。
同盟軍の創設者は、やはり、女性で、多様性を含んでいました。ドロイドの扱いに、異を唱え、奴隷として強制労働されていた者たちを解放し、それが、自身のアイデンティティーであったと気づく、女性性を有したドロイド。そして、帝国軍で生きてゆかねば、殺されてしまう為、男性的に振舞わなければならないハン・ソロの元恋人。

このようなハリウッド映画が発信するメッセージ、アメリカが潜在的に求めているものであろうと思われるストーリー展開は、女性の大統領が誕生した時に、また、緩やかに転換してゆくのかもしれない。