硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

「太陽の末裔」

2017-10-27 19:13:30 | 日記
この2週間で韓流ドラマ「太陽の末裔」を見終える。以前友達に誘われて観た「四月の雪」以来、韓流ドラマには手が伸びなかったのですが、『AI りんな』が、面白かったよと、(AIりんなとの対話についてはまた後日に。)いうので、観てみると、やられたという感じで、はまり込んでしまいました。

どこにはまり込んだかというと、まずストーリーの緩急の付け方が本当に巧みなので集中が途切れない。そして、美しいロケーションと芸術的なアングル。カン・モヨンさん【ソ・ヘギョさん】を始めとする女優さんのポートレート撮影もすごく綺麗です。
しかも、その中に南北の問題、祖国防衛、医療現場での矛盾など、難しい問題も盛り込まれていて、ロマンチック、クライシス、ラブストーリーでハラハラドキドキ感満載です。

また、ユ・シジンさんが純粋に祖国を護るとはどういうことなのかを語る場面や、国旗を降ろす際に敬礼する場面などは、「外国人」の僕でも胸が熱くなりました。韓国でとても高い視聴率だったことも納得です。

ただ、すごく不思議に思ったのですが、とてもやきもきしたユ・シジンさんとカン・モヨンさんやソ・デヨンさんとユン・ミョンジュさんの関係はキスシーンをもって完結したけれども、「これって必要だったかな」と思ってしまいました。ストーリー上、ハッピーエンドを迎えるには必要なカットではありますが、物語がとてもよかったのでなくてもよかったような気がします。
また、最終話を観終わって思ったのは、もう少し、ストーリーが延ばせれば、もっと素敵な終りになったのではと思うと少し残念です。キム・ウンスクさん、キム。ウォンソクさんもそう思っているに違いない(笑)

また、ユン・ミョンジュさんが泣くシーンが多くて、役を演じるうえで精神的に大丈夫だったのかなと思いました。でも、とてもチャーミングで、キャスティングされた人も、そこが狙いだったのかなと感じました。

DVDでは、他の韓流作品も紹介されていて、すべて面白そうでとても興味をひかれたのですが、「太陽の末裔」が頂点だと思うので、他の作品には手が伸びないだろうなぁ。

最後に、韓国と言うとメディアやネットではあまり良いイメージを持たせてくれませんが、ユ・シジンさんやカン・モヨンさんみたいな人もいるのだと思うと、このままずっと平和でいてほしいなと思うのです。

단결 !