硝子戸の外へ。

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保育園落ちたさんの波紋。 その2

2016-03-17 20:19:30 | 日記
保育園落ちたさんの書き込みを「便所の落書き」と例えた区議さんがいらっしゃるという。
その中で、「便所の落書きをおだてる愚かなマスコミ、便所の落書きにいちいち振り回させる愚かな政治家があとをたちません」と言われている。

しかし、よく考えてほしい。なぜ、落書きをおだてたのか。なぜ落書きに振り回されたのかを。
つまらぬゴシップなら話はここまで大きくならないであろう。いちいち振り回されなければならなくなったのは政策に大きく関係しているからであろう。国民の生活に沿う政策を掲げた以上国民の声を傾聴せねば代表する者とは言えない。それを愚かと例えてしまうのは不遜なのではないでしょうか。

確かに「死ね」と言う言葉は暴言だが、強い言葉を使わねば取り上げてもらえぬ国民の声をはたして「暴言」と言い切れるだろうか。
丁寧な言葉を用いれば保育園落ちたさんは、政策通りに活躍できたであろうか。
区を代表する者として、思慮が欠けているのではと思う。