田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『アンロック 陰謀のコード』

2018-04-05 19:59:15 | 新作映画を見てみた
『ボーン・アイデンティティ』の女性版か



 CIAの尋問官アリス(ノオミ・ラパス)は、英国でのバイオテロ計画の鍵を握る容疑者からメッセージを聞き出すように命じられるが、それは罠だった。容疑者は殺され、アリスは米英の両政府から追われる身となる。果たしてアリスはテロを阻止することができるのか…というサスペンスアクション。

 マット・デイモンが主演した『ボーン・アイデンティティ』シリーズにも似た展開。ラパスが“強い女性”アリスに扮してすさまじいアクションを披露する。他にオーランド・ブルーム、トニ・コレット、ジョン・マルコビッチ、そしてマイケル・ダグラスと、共演陣も豪華?

 監督はベテランのマイケル・アプテッド。人物が入り乱れ、誰が味方か敵か分からないややこしい状況の物語を、よくぞ98分にまとめたと感心させられた。

 プロデューサーのディ・ボナバンチェラは、この映画について「最近のスパイ映画は、善玉であり悪玉でもあるという要素が強くなっている。これはある意味『第三の男』への先祖帰りだ。信じていた世界が実は間違っていたという方が見応えがあるし、新鮮だからね」と述べている。なるほど。
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神宮球場で今年初の野球観戦 ヤクルトVS広島(2018.4.4.)

2018-04-05 18:16:53 | 雄二旅日記
 ヤクルトは新外国人のハフ、広島は若手の高橋昂也が先発。ヤクルトが4回にバレンティンの3ランなどで一挙5点を先取した。広島は5回までハフの前にノーヒットに抑えられていたが、6回に磯村のソロ、エルドレッドの3ラン、松山のソロで一気に追い付く。だが、中継ぎの九里、中田が誤算で、ヤクルトに3点を与え、終わってみれば8対5でヤクルトの勝利となった。両チーム合わせて4本のホームランが飛び交うなかなか面白い試合だったが、相変わらず神宮の席は狭くて落ち着かず、閉口させられた。



 ところで、メジャー帰りのヤクルト青木がさすがの存在感を示したが、彼の応援歌の前奏メロディは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)だった。理由は不明。一方、新外国人のハフはレッド・ツェッペリンの「移民の歌」。こちらも理由は不明だが、米国、韓国、日本と、チームを渡り歩いているせいなのかもしれないと推察する。

神宮球場が登場する映画については↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/31c83a17097aa1a3dbf4aa93c0f22962
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