ケシ科のナガミヒナゲシ Papaver dubium L.
津市河芸町上野地区の道路脇にナガミヒナゲシが群生していた。
『新版三重県帰化植物誌』によれば,「檜山庫三が東京の採集品に和名新称した。本県では近年急増し各地の市街地や路傍に普通に見られる。」
『日本帰化植物写真図鑑』によれば,「地中海地方原産で,アメリカやアジアに帰化している越年生草本。春から夏に掛けて茎の上部に長い花茎を出し,直径2~5cmの橙色の4弁花を着ける。果実が細長いことからナガミヒナゲシの名がある。」
ずいぶん前に愛知県内の空き地で初めて見つけたときに,美しさに魅了され,種を採ってきて家の敷地に撒いておいたことがある。栽培するのに問題は無いのだが,増えすぎて,敷地外への広がりが心配になって数年後には全て抜き取った。
2011.5.13
ナガミヒナゲシでしょうか。
訂正しておきました。
アツミゲシから阿片を採る人がいるとは思えないので通報なんてしません。