紀北町の海に近いキャンプ場を訪ねた。
キャンプ場脇の山道を進むと、細い素掘りの溝(写真の左端)がある。溝に水の流れはないが、少しばかりの水たまりのある辺りにクロベンケイガニとアカテガニの集団を見つけた。
山道をゆるやかに下っていくと、整備された二級河川に行き着く。川原を覗き込むとクロベンケイガニの姿が目に付く。河口部も親水公園化されていて、人工干潟として整備されていた。そこでも多くのクロベンケイガニが棲んでいた。
クロベンケイガニがたくさん居る。
主のような大きな個体も居た。
クロベンケイガニとアカテガニ
河口の人工干潟で見つけたクロベンケイガニ
人工干潟で見つけたカニはクロベンケイガニばかりであった。
河口の人工干潟で見つけたクロベンケイガニ
逃げないので死んでいるのかと思ったら、右のすべての歩脚が無かった。失ったばかりのようであった。やがて体を引きずって、岩の間にそっと隠れた。クロベンケイガニ♂