右岸突堤近くの海岸に時々打ちあがる。大潮のとき、突堤際の潮溜まりで見かけることもある。
イソオウギガニ科のスベスベオウギガニ。
はさみ脚の大きさは左右で異なり、指の部分は濃いチョコレート色をしている。甲の両サイドに3歯あるが、一番上の歯は目立たない。
図鑑で見る個体の色は淡い褐色だが、私が見ているのは紫色を帯びた写真のような個体ばかり。
つかまえると脚を折りたたんで死んだ振りをする。
この個体は死んでいるものと思い、標本にしようと家に持ち帰ったが、洗浄していると脚やはさみが力弱く動いた、まだ生きていたのだ。
2006.2.5 スベスベオウギガニ♂
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