10/9 (水) ★定期勉強会★
今回は色覚の異常について勉強しました
担当 山本・徳永 日本眼科学会 色覚の異常 参照
色覚とは・・・可視光線の各波長に応じて起こる感覚をいう
網膜には長波長、中波長、短波長付近の光に感度の高い視物質を持つ3種類の錐体が存在し、それぞれL-錐体、M-錐体、S-錐体とよばれている。目に光が入ると、この錐体の視物質が応答し、その情報が網膜から視神経を伝わって大脳皮質の視覚中枢に運ばれ、色覚が起こる。
色覚の異常とはどんな状態?・・・”物を見る”という機能は、視力、視野、色覚の三つに支えられている。視力は細かいものを見分ける力、視野は同時に見渡せる範囲、色覚は色を識別する感覚のこと。この三つの機能は、網膜にある光を感じ取る「視細胞」の働きに委ねられていて、視細胞がうまく機能しないと、視力が低下したり、視野が狭くなるなどの異常を生じる。色覚についても視細胞の機能次第で色を識別しにくくなる状態があり、それを色覚の異常と呼んでいる。
男性の20人に1人。色覚異常はまれではない
だだしその程度は人によって異なり、検査で指摘されない限り気付かない人もいれば、社会生活に支障を感じる人もいるが、多くのケースでは色覚の異常の為、日常生活に困ることはない。
色覚の検査・・・
・仮性同色表(色覚検査表):色のモザイクの中から数字や記号を読み取る検査
(以前は小学校4年生全員を対象に行われてきましたが、平成15年度から必須の検査項目ではなくなった)
・パネルD-15:15色のパネルを基準となる色に近いと思うものから順に並べていく検査
次に、事務長からスマート敬語についてお話がありました