見出し画像

書道 直庵(筆耕所)

母子草


 枯葉木の積もるこの野に母子草の色やさしくて春立つ間近


 画像:小美玉市(旧小川町)野田庭園 2007.1.24 10:00 撮影

 一打願上奉 日記武路愚ランキング

コメント一覧

あかひと
山桜姫
おばんにござる
父子草 予も知りたる
葉色 やや緑濃く 花色白く 極めて地味にあり
ひょろひょろでひもじくあるも
すっくと直立する姿 
これまさに父子にあるとおもへり
あかひと
善人氏
お晩に御座る
予も氏の仰せなるおもひとまさに同じふして
「母子草」が響きをきけば
胸に涙流れるが如き心地となれり
あかひと
のー姫
おばんにござるん
姫住む地にては 大雪なる哉
雪中御見舞い申し上げ候
常陸は寒を過ぎたる心地する毎日なり
週末に寒さ来たるとの予報あれど
大したことなきかなとおもふあかひとなり
あかひと
幽黙氏
お晩に御座る
さても 「母子」の話
しみじみと心に残りたるものなり
氏の見識の深さに改めて尊崇の念を深めるあかひとなり
いと嬉し
いと有難し
山桜
母子草・父子草
http://yamasakuran.seesaa.net/
私は蕾が上がる前のこの姿の母子草が一番好きです。
日に日にむくむくと子株が増えていく姿が、まるで
おしくら饅頭のしているように仲睦まじくて愛しいです。

近縁の母子草より少し痩せた、ひょろひょろのエーデルワイス
のような「父子草」という植物があります。
何故、あれを父子草というのか・・・父と子ってどこか
ひもじいイメージなんでしょうか。
酒徒善人
ハハコグサ
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
昔からこの植物の名前を聞くと、何ともいえない感情がこみ上げてくるような気がするのです。
のー
枯れ草の 合間にチョイと顔を出し
 春かと思えば、寒気!ブルブル ><

このまま春かと思いましたが、とうとう来ましたねー。
でもきっと大したことないんだろうなぁ・・・TT
冬、好きなんですけど。
幽黙
母子
兵庫県の三田に「母子」と書いて「もうし」と呼ぶところがあります

舒明天皇といいますから大化の改新より前の話です

舒明天皇が病気になられ
有馬温泉に湯治にこられていた際に
霊験新たかな観音菩薩が祀られているという
家来の報告を受けて
その近くの山に家来を代参させられました

すると舒明天皇の病気がたちどころに治ったそうです

舒明天皇は喜んでその代参した家来にそのあたりの土地を与えたといいます

その家来の名前は猫間中納言定頼といいます

猫間中納言はこの土地が気に入って妻子ともども仲良く暮らしていました

あるとき猫間中納言が
野辺に咲く可愛い黄色い花を見つけ帝に献上したところ
帝が大層喜ばれたために毎年その花を献上し続け
花の名前は「奉公草」と呼ばれるようになりました

あるときその猫間中納言が突然不慮の死を遂げてしまったのです

嘆き悲しむ残された母子ではありましたが
愛する夫であり父である猫間中納言が愛した
土地で母子は暮らすことにしました

そしてまた野辺を歩いていたとき
黄色い花を見つけました
ああこれは夫が帝に差し上げて
帝が喜ばれた花

母子は再び帝に献上することにしました

帝はその花を見て
猫間中納言やその母子を偲ばれ
花の名を「奉公草」から「母子草」と変えられました

そして猫間中納言やその残された母子を慕っていた
土地の人たちもその拝領の土地を
「母子」と呼び習わすことになりました
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2022年
2021年
人気記事