山の辺の夕日が中を真直(ますぐ)なる雲あそびゐて年の暮れ行く
平成十八年の終はりに当たりて詠める
この夏に始めたるこの武路愚なり おもひもかけず数多なる御方々の御来駕の
栄に浴すは有難く 電網上とはいへれども 親しき知己も増えいけり
湖面渡交はす喜びも 日課となりぬ よき年この年
反歌 武路愚にて知己となりたるよき人のいやさかをこそ祈りたりけれ
平成十八年の紅白歌合戦のトリの歌をききて詠める
川中の美幸 唄へる二人酒
生きていくのがつらい日はおまえと酒があればいい・・・
いつに増しての名唱ぞ 見事なるそのたたずまひ
唄い上げれば両目より流れ落ちたるその涙 その名の如く美しく幸に満ち落つ
北島の三郎 紋付き身に纏ひ 唄う「祭」の調子よし
唄をききつつ 浮かび来し言葉のありぬ
「よき人と歩けば祭り 悪し人と歩けば修行」
これ瞽女(ごぜ)の小林ハルが言葉なりけり
反歌 紅白のトリつとめたる人の唄心に沁みて年あらたまる
*画像:庵二階の窓にて 2006.12.31
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