田舎で暮らしてます。 (My country life!)

都会の喧騒を離れ、北関東の田舎で可愛いペット達と暮らし始めた中年夫婦の日記です。

人事異動で苦戦中

2010-08-12 00:21:39 | 日記

営業部から製造部へ異動を命じられ、アスファルト合材プラントのオペレーションに参加することになってしまった。もともとモノづくりが好きなこともあってか製造部で働くことに違和感は全くない。ただ四十の手習いどころか五十の手習いで、新しいことを学ぶには厳しい年齢層に突入しているのが現実である。連日何らかの失敗があり、職場の同僚に迷惑をかけっぱなしである。車の運転は嫌いではないが、4トンダンプはオートマの乗用車のようには動いてくれない。しかも、構内で使用中の4トンダンプはエアコンが故障中であるが荷台から舞い上がる粉塵(石粉)で窓をあける訳にもいかず個室サウナのような運転台でハンドルをにぎる。汗にまみれ、粉塵にまみれながら4トンダンプの運転に悪戦苦闘の毎日である。もっとも、この作業は午後の30分足らずであり、一日の大半は工場2階に位置するオペレーション室で操作盤のキーを操作しての大型ダンプへのアスファルト合材積込みである。道路舗装工事の増える冬場には戦争のような忙しさであるが、夏場は出荷量も落ち込み仕事量は激減する。他のプラントも似たり寄ったりであろうと推測される。民主党政権のお陰で、地方の公共事業は半減し中小、零細企業規模の建設業者が次々と倒産や廃業に追い込まれている。ここ北関東の田舎町でも、建設業者の経営は日増しに厳しさを増してきている。
そんな中、お盆休みを目の前にして本日夕刻に恒例の全体夕礼が催された。上四半期の決算は大赤字であったが、3万円の暑中見舞い金が社員一人一人に手渡された。たとえ3万円と言えども戴けるのは有難い話である。今年の夏季賞与はありませんと言われても文句が言えない状況下で数万円でも経営側が誠意を示したのは感謝である。果たして、どれだけの社員が少ない金額に感謝の念を抱いたのであろうか。たったこれだけか、と思った社員も少なくないのではと思うと社長がかわいそうに見えてきた