川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

日大アメフト選手の記者会見

2018-05-23 07:44:41 | 日記
 アメフトをやっているだけあって体はデカいが、未成年とほとんど変わらぬ成人になったばかりの若者が、多くの報道陣の前で記者会見して謝罪と経緯を語った。
 アメリカンフットボールの定期戦で、悪質なタックルを行い、相手チームの主力選手に怪我を負わせた日本大学の選手が、24日に東京で記者会見した。顔を出し、氏名を公表して、今回起きた出来事を詳しく説明した。

 この問題が発覚したとき、当該選手に批判が集中したが、その後状況が分かってくると、監督からの指示があったことが分かってきて、矛先は監督に向けられるようになった。今回の記者会見でその時の様子や、監督やコーチからの激しいプレッシャーにより今回の危険タックルが行われたことが分かった。

 スポーツの世界で日本のトップクラスで戦ったり、世界で戦うには激しい練習がつきものである。時には罵声が飛び交うこともあるだろう。しかし、「相手チームの主力選手を潰してこい。それをやらなければ練習をさせない、試合に出さない。」は論外である。20歳の若者がどれだけ悩み苦しみこのプレーに及んだか心中を察する。今回のインタビューにもあったが、この選手は高校の時からアメフトをやっていて、高校の時は楽しかったが、大学では楽しくなくなったという。それだけプレッシャーの中で追い詰められていたのだろう。

 いろいろな組織の中で時として「それはなぜですか」「それはおかしいのではないですか」などの意見が言えない場合がある。それは会社であったり、地域であったり、政治の世界であったりする。今回彼の頭の中ではこのプレー以外の選択肢はなかったのだろう。

 今回の記者会見では著名なテレビ局・新聞社の記者が質問された。どれも簡潔に的確に要点をつまんで質問されたのはよかった。質問に対してこの選手は詰まりながらも言葉を選び、丁寧に答えられていたことに好感がもてた。20歳の若者にしては、かなりしっかりしている印象があった。

 今後は日大が、アメフト部の前監督がどのように対応するのか注目される。
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