TamonTokyo - 多聞 ブログ

少年サッカーから私立中学受験、そして中高一貫校の生活などを書いていきます。

学校説明会の感想:渋渋 - 外資系企業的学校への期待と不安

2008-11-16 | 駆け込み受験・中学受験
渋渋こと渋谷教育学園渋谷中学・高校の学校説明会に一家で行ってきました。事前勉強の通りの校舎、そこそこ広い体育館、なんだかんだでやっぱり女子そして帰国子女が目立つ校風に、ここに混じればそういう世界に近づけるかもという期待と、なじめずにはじかれそうな不安と両方を感じました。

ちょうど私が国際基督教大学(ICU)に行こうかどうしようか悩んだ時の想いに似ています。私は結局行かなかったのですけど、それがよかったかどうかは分かりません。ただ、大学で飛び込むよりは、中学からそういう環境に入るのであれば適用できそうに思います。7人に6人は日本育ちの同じ小学生達が集まるんだよと。

渋渋の特長は、単に英語ができるとか話せるとかいうことではありません。自分を表現し、主張し、周りを説得して理解を得ていくという行動原理を重視する校風に共感する一方で、そういう場に放り込んで大丈夫なのか?という心配も感じるわけです。

学習面でも、進学者偏差値も、御三家残念組みとか相当高い人が多い一方で、1日の最低合格ラインはそれなりに低いという学力差が広い集団の末席に座らせるのは酷かもしれないという迷いは残ります。


息子が社会人になったころは、英語で考え英語でビジネスをするようなるでしょう。また、Japanが優遇されてしっかり扱ってくれる時代じゃなくなって、いろいろな国に混じって埋もれないように自己主張していかねばならない時代にもなるでしょう。そんな、普通の国で働く時代に、役立つような環境で中高生生活を過ごすのはいいことだと思うし、落ちこぼれるリスクを取る価値はあるように私は思いました。


後は本人が行きたがるかです。一長一短いろいろな感想を持った息子とはじっくり話してみます。決めたはずの第一志望がゆらぐかもしれません。

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