二人のベルリン

明けましておめでとうございます。

さて、昨日はNHK紅白歌合戦を久々に見たが、盛り上がりもなく非常に残念な内容だった。
景気が悪いせいでしょうか。

と、気落ちして迎えた新年であるが、録画していたNHＫ「映像の世紀バタフライエフェクト」は
非常によかった。音楽（音楽業界）がダメなのは現在の日本であり、音楽自体がダメになっては
いないのである。

音楽に詳しい人ならば、周知の内容なのかもしれないが、私は初めて知ることが多かった。
メルケル、超かっこいい。

見逃し・同時配信 - 映像の世紀バタフライエフェクト

まだ、NHKプラスで見られます。

バンド時代ベルリンに関する曲を作っている。その名も「二人のベルリン」である。
バンドでは不採用。

まず、藤沢がデモテープを作ってきた。私は勝手にそのサビをいただいて、ＡＢメロを作った。
だから共作である。今にして思えば、オリジナルの作成者に対して随分と失礼だが、その頃は
普通によくやっていたことである。それで特にもめることもなかった。
青柳はタイトルだけ同じで別の曲を作った。
この曲ではないが、私のデモテープの演奏部分だけをそっくり利用して、
別の曲にした（作詞作曲は青柳）こともある。編曲が先で、詞曲が後である。


マスターカセットテープが見つからず、カセットからのデータ化なので、2番の初めの方で
音が途切れる。また、2番途中で激しく音が劣化します。申し訳ございません。

サビを当初間違えてしまい、「テレビにしがみつき」のところを「かじりつき」と
唄っていた。これについては作者の藤沢より「しがみつき、に変えよ」との命令が下り
訂正して再度歌入れをした。




二人のベルリン　作詞作曲　佐藤＋藤沢


この窓を超えた時には
誰もが知らない
この壁を越えた時には
知らない世界へ

君の微笑みは
近くて
でも僕は遠く
いつも遠く

二人の声は空を飛ぶ
僕はテレビにしがみつき



心に君がいるなら
なんにもいらない
そんな強がりなんて
哀しくなるから

君はいつまでも
僕のそば
だけど遠く
はるか遠く

二人の声は空を飛ぶ
僕はテレビにしがみつき


二人の声は空を飛ぶ
僕はテレビにしがみつき

二人の夜は空を飛ぶ
僕は静かに夢に就く