極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

進化する人

2020-07-27 16:34:27 | Weblog
https://twitter.com/Yoshikawa_says/status/1271439730039652352

珍しく頭からリンクですが、これは よしかわけいすけ という人のツイートである。
池谷からFBでアクティオノートの紹介があり、本も読んでみた。

OGPイメージ

高校教師、住まいを捨てる。 :よしかわ けいすけ|河出書房新社

高校教師、住まいを捨てる。 現役の高校教師でありながら「家を持たない」暮らしを選んだ男がいる。その理由は? モノを減らすことで得た「新たな考...

河出書房新社

 


このような人もいるのだと、驚いた。

本の執筆時点(2019年)では、金沢市の高校の英語教師であり、宿泊系ベンチャー企業の社員
であり、ゲストハウスを渡り歩く、「アドレスポッパー」な生活をしている人だった。

持ち物のすべてが、バックパックの中に納まっていた。

驚いたので、アクティオノートもよく読んだし、ご本人のツイートもフォローした。

2020年現在、よしかわ氏は金沢の高校もベンチャー企業も辞め、東京で私立高校の教師と
なっている。そして、教職の傍ら、金沢でもそうしていたように、就活についての仕事とか、
イベント企画とか講演とか、そのような活動もしているようだ。
活動拠点を東京に移し、ソーシャルアパートメントと呼ばれる、「シェアハウスとマンションを
足して2で割ったようなところ」(本人のツイートより)で暮らしている。
ゲストハウスを渡り歩く暮らしを現在はしていない。


こう書くと、よしかわ氏を非難しているように思われるかもしれないが、そうではない。
この人は「常に進化をしている」と思うからだ。著書の中でも

「いまは、ゲストハウスでの生活が僕のワークスタイルやライフスタイルに一番合っているとは
思いますが、この生活が唯一の正解というように固執するのではなく、ライフステージが進んで
いくごとに最適な暮らし方を選択していきたいと思います。」

と書いている。

ちなみに東京に移住する半年間はシェアハウスで生活していた。

アドレスホッパーすげえ、と人は単純に思うし、メディアは飛びつき易いネタだろう。本人も
それを「自分を売り出す手段のように使った」ことを認めている。
だが、それは氏にとって、通過点に過ぎないのである。

本人は「アンチ大歓迎」というが、「言ってることと違う」と思う人も多いだろう。

ミニマリスト、と言っても、

自転車は持っているし、(これは執筆当時から)
ドライヤーは2020年には持ってるし、(本では不要としている)
バックパックひとつでないし、(執筆当時はバックひとつ、キャリーバックは大きすぎるという
表現も見られる。2020年はバック、キャリーバック、絵画、と増えている)
と、ツッコむところはあるが、それはたいした問題ではないのだ。

氏にとって、「今、なにが最適か」だけが重要で、過去は意味がない。
(昔話は年に数回で十分と著書でも書いておられる)

ただ、過去ばかり振り返っている私とはずいぶん違うなあと思うのである。


OGPイメージ

モノを捨てる「ミニマリスト」から、住まいを捨てる「アドレスホッパー」へ|暮らし|Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜

「アドレスホッパー」という言葉、ご存じでしょうか。アドレスホッパーとは特定の場所に定住せず「アドレス=住む場所」を「ホッピング=飛び歩く」す...

Aktio Note-アクティオノート〜創造する人のためのノート〜

 


建設機械レンタル「レンサルティング」の株式会社アクティオ

株式会社アクティオが提供する「創造する人」「革新する人」のためのノートです。仕事や学びの改革、暮らしの工夫、遊びの発見。音楽、文学、アートから街づくりまで。さまざまなジャンルでチャレンジする人を応援します。
HPより
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« instagram 2 | トップ | 過払い金返還請求ビジネス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事