極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

エレキベースのない人生 2

2024-02-13 16:44:38 | Weblog
つづきの予定はなかったが、続けてしまいます。

私はフレットレスベースのネックを1本持っている。
1986年以降に池谷の紹介で浜松の楽器職人さんに頼んで作ってもらったのだ。
値段は10万円位だったと思う。

これにボディをつけてベースとして完成させたいと思っている。

私にはもちろん楽器製作の知識も技術もない。だから、このネックが一般的なフェンダータイプの
プレシジョンベースやジャズベースにそのまま合うのかどうかもまったくわからない。
だから、私が自らボディを製作するのは最後の手段である。

このネックのボディ作製として下記のとおり考えてみた

① ネックを作製してくれた職人さんに連絡してみる
② ①がだめならばボディを作製してくれる工房や個人をさがす
③ ②がだめならば、自分で作製する しかない

①のネックを作製してくれた職人さんは池谷を通じて連絡をしてみた。
結果は「現在は楽器製作をしていない」との回答であった。

②は、まず浜松は鴨江でトール・ヤングという気のいい店主が営む「VILLAGE」を通じて
やってくれそうな浜松近郊の楽器職人はいないか聞いてみた。
結果は「やってくれそうな職人がひとりいたが、脳梗塞になってしまいダメだ」との回答で
あった。

トール・ヤングは「東京ならたくさん工房や職人がいるから見つかるんじゃない?」と言った。
また、「自分でやるのもいいよね。愛着沸くよ」と明るく言った。

自分ではできないのである。

自宅の素人リフォームと楽器製作は「天と地ほど違う」と思う。楽器にはちゃんと音が出るか、
その音が良い音か、弾きやすいか、など楽器ならではの要素が当然にして入る。
「多少問題があるが、まあ住むには問題ない」みたいなエンドはないのである。

東京でさがしてみた。

おそらくは「手作りギター」を売り物にしている工房はやってくれないか、目が飛び出る程の
金額を言われると思ったので、ネット検索をして、比較的良心的と思われる、
修理専門だが、オーダーメイドもやってますよ、という工房に問い合わせてみた。

私の予算としては10万である。これでもネックと合わせれば20万である。十分に高級ベースだ。

しかしその工房も回答も厳しいものだった。

「どんなに安くやったとしても25万~30万はかかります。他を当たってください」

他にいないか。ネット検索をするとyoutubeでギターやベースの製作の動画をUPしている人
がいた。専門業者ではないが、しっかりとした技術がある。この方にも聞いてみよう。

しかし、やはり回答は厳しかった。

「現在、工房がなくオーダーにお答えできません。他を当たってみてください」

このままいくと③になりそうである。

つづく のか?










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