極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

一発のない一発屋 5 

2024-02-25 09:10:01 | Weblog
佐久間さんはライナーノーツにあるように、キーボード、スティック、シーケンサー等々を
スタジオに持ち込んでいる。

スティックとは、チャップマンスティックのことで、佐久間さんはベースとして使っていた。
ライナーノーツも「スティックベース」との表記になっている。

チャップマン・スティック - Wikipedia

 


スティックのことをよく知らなかったので、とても印象強く残っている。

レコーディングが深夜に及ぶと、佐久間さんはスティックを弾きながら
「夜明けのスティック」と意味不明なギャグを飛ばしていた。

シーケンサーはマック(ソフトはパフォーマー)だったか、それ以前だったか記憶がない。

私は池谷が作った「夢籠」「やくそく」は、ベースとして参加しているかもしれないが
曲を聞いてもエレキベースの音ではない。レコーディングでは弾いていないと思う。

「若狭の子守唄」「愛・いまひとたびの」は

佐久間さんが「ほぼほぼひとり」でアレンジと演奏をしている。

青柳はボーカルとして全ての曲で歌っているし、私以外のメンバーはそれなりに
からんでいるかもしれないが、「佐久間正英の楽曲」と言ってさしつかえないと思う。

佐久間さんは亡くなる直前までサウンドクラウド上にGoodnight musicを発表していた。
(おやすみミュージックとして、毎日のように新曲をUP)

言うまでもないが、佐久間さんは多くのバンドやユニットで演奏しているし、ソロアルバムも多く
製作している。その作品のひとつとしてこの2曲を加えてほしいと思う。


つづく






[1986] はる - 愛・いまひとたびの


コメント
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