極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

エレキベースのない人生

2024-02-11 21:57:22 | Weblog
イケベベースコレクションに委託販売をお願いした私のWalは買い手が付いて
売れた。売れなかったらどうしようと思ったが、それは杞憂であった。
販売金額はイケベにまかせたが、短期間で売れたので、(もっと高い値でも売れたのでは?)
と、毎度の俗物根性が沸いてくる。

ちなみに私が修理代金を払い、委託販売の手続きをした時に店内にあったフレットレス改造の
Walはまだ(2024年2月11日現在)売れていない様である。イケベのネットショップでまだ
出てくる。

Wal Mk1 4st Fretless Modify (Wenge Facings) '94 【USED】 |イケベ楽器店

高校の時に池谷に誘われて、バンドでベースを弾くことになった。

はじめはクラシックギター部の先輩のベースを借りて練習に参加していた。
その内、フェルナンデスのプレシジョンベースを谷島屋楽器店で購入した。
ボディは白でネック(指板)はメイプルだった。
値段は5~6万だったと思う。アルバイトで稼いだお金で買った。

そのベースは売却(誰かに売ったか、楽器屋に売ったか記憶あいまい)して
バイク購入資金の一部となった。

大学に入って、池谷と青柳とまたバンドをすることになり、今度はトーカイの
ジャズベースを買った。これも4~5万だった。ボディはメタリックレッド、
ネックはローズウッドだった。

これでしばらくやっていたが、もう一本欲しくなって、フェンダージャパンの
ジャズベースを買った。7~8万だったか。ボディはサンバースト、ネックは
ローズウッドだった。

この2本でしばらくやっていた。

大学を卒業して、プロとして活動するタイミングでWalを買った。

これまでの2本もそのまま所持していたが、トーカイのジャズベはフレットを
すべて取り除き、フレットレスに改造してしまった。
フェンダージャパンもボディの塗装をすべてはがして、無垢の状態にしてしまった。

今となってはどうしてそのような行動をしたのか、記憶がないが、とにかく
その頃はそうしたかったのだろう。

改造した結果、愛着がなくなってしまったのか、その場の「ノリ」なのか、
トーカイは当時のガールフレンドに、フェンダージャパンはアルバイトの後輩に
プレゼントしてしまった。

それからはずっとWalだけが私のベースギターだった。

高校で池谷にバンド加入を進められて、フェルナンデスの白のプレべを買ってから
ずっと私はエレキベースを所持していた。40年以上である。

Walの次なる「嫁ぎ先」が決まって、安堵する半面、「ベースがない生活」がなんとなく
「物足りなく」感じるのも事実である。Youtubeなどで上手な人達の演奏を見ていると、
いいなあ、と思う。

やっぱりベースを買うか、作るかしようかな。




販売価格 税込み1,683,000円
コメント
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