ウチの近くに「斎藤酒場」って居酒屋があるんですけど、
もうね、そこに夏休みのラジオ体操かって位に通い詰めてるんですけど、
別に酒場でひとりで何するわけでもなく、隅っこで本を読みながら濁り酒を啜るのが、幸せの至極。
でね、斎藤酒場はホールを3人くらいの、年期入ったおばちゃん達が切り盛りしてるんですけど、
昨日、中学来の親友の女の子を連れていったんですよ。
したら、おばちゃん、
「あら~、今日は彼女さんもいっしょ~?」
「この子ね、いつも一人で来てるから、おばちゃん達心配してたのよ~」
ちょっと興奮気味にまくしたてた後、裏にいるおばちゃん達まで呼んでくる始末。
ひとりのおばちゃんなんて、明らかに今盛り付けの最中の菜箸を持ったまま。
「ま~カワイイ彼女さんね~」
「よかったわ~」
「ね~」
まるで心配種の歳の離れた末息子の結婚を喜ぶ親戚一同みたいな空気で、真相は切り出せず仕舞い。
まあ、いつもしれっと1000円近くお会計引いてくれるし、
「他のお客さんの注文間違ったやつだけど、食べる?」って、よくお下がりくれるし、
よく考えてみたら団塊世代だらけの店に、下手したら孫みたいなのが一人、足繁く通ってくるのは心配するだろうな。
「好きな場所」が増えていくことは、「好きな人」ができたみたいで嬉しい。
濁り酒一杯200円、コハダ250円。こんなにも幸せ。
もうね、そこに夏休みのラジオ体操かって位に通い詰めてるんですけど、
別に酒場でひとりで何するわけでもなく、隅っこで本を読みながら濁り酒を啜るのが、幸せの至極。
でね、斎藤酒場はホールを3人くらいの、年期入ったおばちゃん達が切り盛りしてるんですけど、
昨日、中学来の親友の女の子を連れていったんですよ。
したら、おばちゃん、
「あら~、今日は彼女さんもいっしょ~?」
「この子ね、いつも一人で来てるから、おばちゃん達心配してたのよ~」
ちょっと興奮気味にまくしたてた後、裏にいるおばちゃん達まで呼んでくる始末。
ひとりのおばちゃんなんて、明らかに今盛り付けの最中の菜箸を持ったまま。
「ま~カワイイ彼女さんね~」
「よかったわ~」
「ね~」
まるで心配種の歳の離れた末息子の結婚を喜ぶ親戚一同みたいな空気で、真相は切り出せず仕舞い。
まあ、いつもしれっと1000円近くお会計引いてくれるし、
「他のお客さんの注文間違ったやつだけど、食べる?」って、よくお下がりくれるし、
よく考えてみたら団塊世代だらけの店に、下手したら孫みたいなのが一人、足繁く通ってくるのは心配するだろうな。
「好きな場所」が増えていくことは、「好きな人」ができたみたいで嬉しい。
濁り酒一杯200円、コハダ250円。こんなにも幸せ。