今日の田ためひろ

田為浩が日頃町を歩いて、見た事、聞いた事、言った事をお伝えします!

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平成24年度柳津町成人式

2012-08-15 12:29:31 | 日記
午前9時40分~11時30分 ふれあい館

今年度の成人者は53名で、出席が50名で開催された。

全員で国歌斉唱のあと、町長式辞・教育委員会告示・成人証書交付が行われ、
私と田崎文男選挙管理委員会委員長が祝辞を述べた。

議長祝辞

本日成人を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
今、皆さんの胸中には、成人を迎えての喜びと、
今まで育ててくれたご両親はじめ家族の方々への感謝の気持ちでいっぱいでしょう。

さて皆さんの、これからの人生が少しでも豊なものなるために、
これから「野生の鴨の哲学」という話をご紹介致します。

デンマーク郊外にあるジーランドという湖に、一人の善良な老人が住んでいました。
その老人は毎年遠くから飛んでくる鴨たちに、おいしい餌を与えており、
鴨たちにとって、この湖で過ごす季節は、とても恵まれたものでした。

しかしながら、野生の鴨は渡り鳥であり、ある季節を過ごしたあとは、
必ず餌を求めて次の湖に飛び立つ習性を持っています。ところが、鴨たちはだんだんと考え始めました。
こんなにおいしい餌があるのに、何も苦労して餌を求めて次の湖に渡ることはないじゃないかと。
そしてとうとうこの湖に住み着いてしまいました。

何年か過ぎたある日、毎日おいしい餌を与えてくれていた老人が、老衰で死んでしまいました。
明日から食べる餌が無くなってしまったので、鴨たちは次の湖に餌を求めて飛び立とうとしました。
しかしどうしたことか、数千キロも飛べるはずの羽の力がまったく無くなっていて、
飛ぶどころか走ることもできなくなっていたのです。

やがて近くの高い山から雪解けの激流が流れ込んできて、
醜く太ってしまったかつての野鴨たちは、なすすべもなく激流に押し流され死んでしまいました。

これが、トーマス・ワトソンが、世界の企業集団「IBM」をつくるきっかけとなった「野鴨の哲学」です。
この「野鴨の哲学」を今の日本人に当てはめるとよくわかります。
敗戦の瓦礫の中から立ち上がり、繁栄を築きあげ、今、日本の経済は行き詰まっているといわていますが、
それでも経済大国であることは違いありません。
食べる物の心配も、着る物の心配、住む家の心配もなく、水もただで飲めます。
安全で、自由で、平和です。こんな日本を外国人がこう評しています、
「おいし水と平和が無料だと思っている世界でたった一つの民族が日本人だ」と。
この平和と豊かさに酔いしれて、我々は何か大きなものを失いかけているのではないでしょうか。

現代、まさに思いがけないことが次々に起こり、心の休まる暇もありません。
しかしながら、一言、言えることは、みなさんは、この混沌とした世界の中を生きていかなければならないということです。

ですが、私は信じております。
皆さんが連綿と受け継いできた先祖からの勤勉性と、今の皆さんだけが持っている、
新しい時代を築いていく創造力をもって、この混沌とした時代を切り開いて行けるのだと。
どうぞ皆さん、安住を求めないで下さい。どうぞワイルドダック、野生の鴨であり続けてください。

終わりに、
「感動なにところに感謝なし」
「奮闘なきところに成功なし」
「興味なきところに上達なし」
「起動なきところに自立なし」
皆さんにこの「感奮興起」を贈り、祝辞と致します。

                          平成二十四年八月十五日
                              柳津町議会議長 田 為浩
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