篠山市矢代新の律(りつ)くん、9月20日生まれ。
「規律正しい、優しく、たくましい子になってください。
お産は思っていたより痛くなく、赤ちゃんが頑張ってくれたなと思います。
みなさん優しくて、良い人ばかりでした。」
初めてのお産でしたが、余裕が有りそうですね。
それでも入院中は、オッパイに苦労されましたか。
昨夜は台風で、ひどい風でしたね。
タマル産では、大きな木がたくさん倒れてしまいました。
明日は、庭師に変身しているかもしれません。
それでも、先ほど赤ちゃんが生まれたことろですよ。
さて今日は、不妊症の話題です。
先月のニュースですが、体外受精の話が載っていました。
体外受精って、昔から有る技術のように思われるでしょうが、
私が京大病院で研修を受けていたわずか30年ほど前に、
初めて日本でも成功例が出たところだったのです。
タマル産でも開業当初の、18年ほど前に、
体外受精での成功例をたくさん出したのですよ。
ですから日本でもかなり開拓期に実施していたのですね。
その頃は、赤ちゃんの40人に1人くらいが体外受精で生まれだしたのです。
でも、まだ人には言えずに、恥ずかしいことだと思われていた時代でしたよ。
それが先日のニュースでは、生まれてくる赤ちゃんの、
20人に1人が体外受精での妊娠だと発表されたのです。
わずかこの30年間の成果というわけですね。
2015年に生まれた赤ちゃんのうちの、5万人ちょっとです。
では実際に、体外受精での成功率って、どれくらいだと思われますか?
体外受精を受ければ、全員妊娠すると思っている方も居られれば、
効果が有るかどうかも分からない治療に、大金をかけられない、と思う女性も居られます。
1回の治療で、出産までいくケースは、30歳では21.5%、
35歳では18.4%、
40歳では9.1%、
42歳では4.5%です。これくらいの年齢が限界ですね。
意外と少ないと思われるでしょうか。
やはり3回くらいの治療は、覚悟しておいた方が良いでしょうね。
もう1つはできれば遅くとも、30代では開始したいですね。
というのも、受ける女性の40%が、40代で受けられているからです。
もっと早く決断しておけば良かったですね。
ちなみに上記は流産をせずに分娩まで至った確率ですが、
うまく妊娠しても流産になってしまうことも多いのです。
30歳では流産率は16.5%、
35歳で20.1%、
40歳で34.6%、
42歳で45.6%です。40歳を過ぎると、半分近くは流産されているのですね。
ここまでが最近のニュースでの話題です。
ですがもっと本質的な話をしておけば、
タマル産の不妊外来に来られるカップルの多くは、
体外受精ではなく、一般不妊治療でこそ妊娠されています。
そして一通り治療しても妊娠しない場合、長くても1年までしか治療はしないのですが、
一部のカップルにだけ、体外受精を勧めているのです。
ちゃんと症例を選ぶのが重要なのですよ。
こうしてタマル産の不妊外来に来られる方は、ほとんどの方が妊娠されています。
これは誇張でも何でもありませんからね。
http://www.tamar.jp/infertility
もっと簡単に言えば、20人のお母さんのうち、
14人は何も治療しないで赤ちゃんができたお母さん、
5人は一般不妊治療で妊娠されたお母さん、
そして20人のうちの1人だけが体外受精で妊娠されたお母さん、というイメージになるでしょう。
ただし将来的には、ますます割合が変わっていきそうですけれどね。
「規律正しい、優しく、たくましい子になってください。
お産は思っていたより痛くなく、赤ちゃんが頑張ってくれたなと思います。
みなさん優しくて、良い人ばかりでした。」
初めてのお産でしたが、余裕が有りそうですね。
それでも入院中は、オッパイに苦労されましたか。
昨夜は台風で、ひどい風でしたね。
タマル産では、大きな木がたくさん倒れてしまいました。
明日は、庭師に変身しているかもしれません。
それでも、先ほど赤ちゃんが生まれたことろですよ。
さて今日は、不妊症の話題です。
先月のニュースですが、体外受精の話が載っていました。
体外受精って、昔から有る技術のように思われるでしょうが、
私が京大病院で研修を受けていたわずか30年ほど前に、
初めて日本でも成功例が出たところだったのです。
タマル産でも開業当初の、18年ほど前に、
体外受精での成功例をたくさん出したのですよ。
ですから日本でもかなり開拓期に実施していたのですね。
その頃は、赤ちゃんの40人に1人くらいが体外受精で生まれだしたのです。
でも、まだ人には言えずに、恥ずかしいことだと思われていた時代でしたよ。
それが先日のニュースでは、生まれてくる赤ちゃんの、
20人に1人が体外受精での妊娠だと発表されたのです。
わずかこの30年間の成果というわけですね。
2015年に生まれた赤ちゃんのうちの、5万人ちょっとです。
では実際に、体外受精での成功率って、どれくらいだと思われますか?
体外受精を受ければ、全員妊娠すると思っている方も居られれば、
効果が有るかどうかも分からない治療に、大金をかけられない、と思う女性も居られます。
1回の治療で、出産までいくケースは、30歳では21.5%、
35歳では18.4%、
40歳では9.1%、
42歳では4.5%です。これくらいの年齢が限界ですね。
意外と少ないと思われるでしょうか。
やはり3回くらいの治療は、覚悟しておいた方が良いでしょうね。
もう1つはできれば遅くとも、30代では開始したいですね。
というのも、受ける女性の40%が、40代で受けられているからです。
もっと早く決断しておけば良かったですね。
ちなみに上記は流産をせずに分娩まで至った確率ですが、
うまく妊娠しても流産になってしまうことも多いのです。
30歳では流産率は16.5%、
35歳で20.1%、
40歳で34.6%、
42歳で45.6%です。40歳を過ぎると、半分近くは流産されているのですね。
ここまでが最近のニュースでの話題です。
ですがもっと本質的な話をしておけば、
タマル産の不妊外来に来られるカップルの多くは、
体外受精ではなく、一般不妊治療でこそ妊娠されています。
そして一通り治療しても妊娠しない場合、長くても1年までしか治療はしないのですが、
一部のカップルにだけ、体外受精を勧めているのです。
ちゃんと症例を選ぶのが重要なのですよ。
こうしてタマル産の不妊外来に来られる方は、ほとんどの方が妊娠されています。
これは誇張でも何でもありませんからね。
http://www.tamar.jp/infertility
もっと簡単に言えば、20人のお母さんのうち、
14人は何も治療しないで赤ちゃんができたお母さん、
5人は一般不妊治療で妊娠されたお母さん、
そして20人のうちの1人だけが体外受精で妊娠されたお母さん、というイメージになるでしょう。
ただし将来的には、ますます割合が変わっていきそうですけれどね。