篠山市下原山の莉乃(りの)ちゃん、9月20日生まれ。
「かわいらしく、誰からも好かれる優しい人になってください。
2人目はスピード出産でした。
5人重なった日の出産だったのですが、適切な対応していただき、ありがとうございました。
夜勤は2人のスタッフで対応されているのにびっくりしました。
次は、じょうずにいきめたら良いな、と思います。」
今までで一番たいへんな日だったと思います。
あんなに出産が続いたのは、最初で最後だと思いますからね。
それでも不満を抱かれなかったのに、感謝します。
ある記事に、産婦人科の女性の研修医のお礼の手紙が載っていたので紹介してみます。
「この2週間本当にありがとうございました。お産がこんなに楽しいと感じたのはこの2週間が初めてです。
・・・一人前の産婦人科医になったら手伝いに行きます。」
こんな未来の有るお手紙ですよ。
福島県のクリニックで、ベッド数が19です。
タマル産は12ですよ。
産婦人科の先生が2人、非常勤の先生が5人、助産師が10人、看護師が12人、
その他のスタッフが63人だそうです。
それでも夜勤は、3人です。うち助産師1人、看護師2人。
この人数で、年間の分娩数が764人だそうです。
むかしのクリニックは、ベビーラッシュでしたから、これくらいが当たり前だったのですよ。
ちなみにタマル産は最近は200人弱ですから、4倍ほどの規模ですね。
日に2人くらいが生まれるのですね。
それでも夜勤は3人ですよ。
私が開業前に非常勤で働いていたクリニックで、
神戸市北区にマムクリニックというクリニックが有るのですが、
ここではもう少し赤ちゃんを産まれるお母さんも多いのですが、
やはり夜勤は2人です。
福知山のある先輩のクリニックもタマル産より多いのですが、
夜勤はたったの1人で、お産の時は呼び出しですよ。
何が言いたいかと言えば、クリニックでのお産と言えば、こんな感じなのですね。
普通にお産できるお母さんにとっては、医療介入も入りにくいのでメリットが有ります。
逆に、異常分娩になりそうなお母さんにとっては、デメリットな面でも有ります。
最近は高齢の妊婦さんが増えてきたので、お産がたいへんになる傾向にあります。
それに初めて赤ちゃんを産むお母さんの比率が高くなってきたので、手がかかるようになります。
経産婦さんばかりだと、けっこう楽なのですけれどね。
日本の現状では、お産の半分は病院で、半分はクリニックで担当しています。
そして人的資源は病院は莫大に多いのです。
ですが将来的には、クリニックでのお産は減少していくでしょう。
だんだんと病院主体のお産になるのでしょうね。
ただしそうなると、クリニックでは少しのスタッフで回せたものが、今度は回らなくなってくるでしょう。
するとどうなるのでしょうか。
手のかかるお産は、帝王切開になっていくのでしょう。
1人にかける時間が減少していくでしょうからね。
良かれ悪しかれ、そういう時代がくるのです。
前出の若い女医さんですが、一人前になられた頃に、
さて、その福島のクリニックは生き残っているのでしょうか。
院長先生は75歳だそうですからね。
これからの時代、自分の生活を犠牲にして、クリニックに行きたいと思われるかは疑問ですしね。
もちろんタマル産は、みなさんが期待してくださる限り、そして時代が許す限り、
お産を続けていきますからね。
さて、ここからは追記です。
前回のブログのインフルエンザの予防接種の記事ですが、一部訂正いたします。
希望者全員に注射できますよ、とアナウンスしたのですが、
メーカーによると、どうも今年は、シリンジタイプの注射が、あまり作成できなかったようなのです。
ですから、産後の方や不妊症の方まではできなくなりました。
また妊娠中の方も、希望される方は早めに注射してくださいね。
遅くなると、内科で注射していただくことになりそうですから。
「かわいらしく、誰からも好かれる優しい人になってください。
2人目はスピード出産でした。
5人重なった日の出産だったのですが、適切な対応していただき、ありがとうございました。
夜勤は2人のスタッフで対応されているのにびっくりしました。
次は、じょうずにいきめたら良いな、と思います。」
今までで一番たいへんな日だったと思います。
あんなに出産が続いたのは、最初で最後だと思いますからね。
それでも不満を抱かれなかったのに、感謝します。
ある記事に、産婦人科の女性の研修医のお礼の手紙が載っていたので紹介してみます。
「この2週間本当にありがとうございました。お産がこんなに楽しいと感じたのはこの2週間が初めてです。
・・・一人前の産婦人科医になったら手伝いに行きます。」
こんな未来の有るお手紙ですよ。
福島県のクリニックで、ベッド数が19です。
タマル産は12ですよ。
産婦人科の先生が2人、非常勤の先生が5人、助産師が10人、看護師が12人、
その他のスタッフが63人だそうです。
それでも夜勤は、3人です。うち助産師1人、看護師2人。
この人数で、年間の分娩数が764人だそうです。
むかしのクリニックは、ベビーラッシュでしたから、これくらいが当たり前だったのですよ。
ちなみにタマル産は最近は200人弱ですから、4倍ほどの規模ですね。
日に2人くらいが生まれるのですね。
それでも夜勤は3人ですよ。
私が開業前に非常勤で働いていたクリニックで、
神戸市北区にマムクリニックというクリニックが有るのですが、
ここではもう少し赤ちゃんを産まれるお母さんも多いのですが、
やはり夜勤は2人です。
福知山のある先輩のクリニックもタマル産より多いのですが、
夜勤はたったの1人で、お産の時は呼び出しですよ。
何が言いたいかと言えば、クリニックでのお産と言えば、こんな感じなのですね。
普通にお産できるお母さんにとっては、医療介入も入りにくいのでメリットが有ります。
逆に、異常分娩になりそうなお母さんにとっては、デメリットな面でも有ります。
最近は高齢の妊婦さんが増えてきたので、お産がたいへんになる傾向にあります。
それに初めて赤ちゃんを産むお母さんの比率が高くなってきたので、手がかかるようになります。
経産婦さんばかりだと、けっこう楽なのですけれどね。
日本の現状では、お産の半分は病院で、半分はクリニックで担当しています。
そして人的資源は病院は莫大に多いのです。
ですが将来的には、クリニックでのお産は減少していくでしょう。
だんだんと病院主体のお産になるのでしょうね。
ただしそうなると、クリニックでは少しのスタッフで回せたものが、今度は回らなくなってくるでしょう。
するとどうなるのでしょうか。
手のかかるお産は、帝王切開になっていくのでしょう。
1人にかける時間が減少していくでしょうからね。
良かれ悪しかれ、そういう時代がくるのです。
前出の若い女医さんですが、一人前になられた頃に、
さて、その福島のクリニックは生き残っているのでしょうか。
院長先生は75歳だそうですからね。
これからの時代、自分の生活を犠牲にして、クリニックに行きたいと思われるかは疑問ですしね。
もちろんタマル産は、みなさんが期待してくださる限り、そして時代が許す限り、
お産を続けていきますからね。
さて、ここからは追記です。
前回のブログのインフルエンザの予防接種の記事ですが、一部訂正いたします。
希望者全員に注射できますよ、とアナウンスしたのですが、
メーカーによると、どうも今年は、シリンジタイプの注射が、あまり作成できなかったようなのです。
ですから、産後の方や不妊症の方まではできなくなりました。
また妊娠中の方も、希望される方は早めに注射してくださいね。
遅くなると、内科で注射していただくことになりそうですから。