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子どもを作るメリット

2006年06月22日 02時55分24秒 | 日記
 産経新聞の記事にでてました。

 そもそもなんで子どもを作るのかっていうことなんですよね。
 かわいいからとか、生きがいになるとか、精神的なことではなかったんじゃないかなと思うんです。もちろんそういう面もあるけれど、昔、子どもをたくさん作ったのは、女の子であればある程度まで育てれば身売りに出せたりしたわけです。それは現代社会ではあまりに残酷だということなら、たとえば映画『ALWAYS』なんかでもあるように、中学を出たら働かせて一部の賃金を仕送りさせたりした。男の子であれば跡継ぎにさせたりした。跡継ぎが育ったら、自分は楽隠居ができたわけですね。
 赤ちゃんがかわいいとか、生きがいとしてとかではなく、具体的なメリットがあった。貧乏人が子どもをたくさん産んでいたのは、避妊の知識がなかったということもあるかもしれませんが、そういう面があったんだろうと思います。

 いま、子どもを産むとどうなるかというと、金食い虫なんですよね。中学受験には年間200万円の塾費用がかかるとか、めでたく私立中学に入れたら毎年授業料が100万円かかるとか、高校生くらいになったら予備校にもいかせなくちゃいけないし、大学生になると仕送りが月に10万円+学費で年間200万はかかるなんてことを考えたら、もうお金持ちしか子どもを持てないわけです。
 お金持ちじゃなかったら、完全に無鉄砲な若者が間違って作るくらいです。

 とある人に話を聞いていたら、豊かな老後を送るためには最低2500万円、できれば4000万円の貯蓄が必要だとか。ぼくなんかそんな金がどうやったら貯まるのか皆目検討が付かない。子どもどころじゃないんですよね、自分のことがままならない。子どももいまや好きに生きて、親の面倒を見てくれるかどうかも分からない。しかも国民年金だし……退職金ないし。

 したがってゲイでなくても、ぼくなんかは子どもを持てないだろうなあと思います。お金持ちは子どもをいっぱい作ってね、って感じ。

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