昨日はなんとか天気ももって、気軽なハイキングにはとてもよい日和りでしたよ。
東海自然歩道てのがあってそこを歩いて駅から室生寺まで二時間ばかり。せせらぎと鳥の鳴き声とときどきキツツキが木をつつく音。それだけしか聞こえない山道をゆっくりのんびり歩いて、峠を越えて、いきます。途中、相棒君は泣きそうな顔をして「おんぶ~」とか言ってましたが、「そんな子は置いていきますよ」といったら「やだ~!」といって泣く泣く着いてきました。
峠の向こう側、花咲乱れる山あいの集落に室生寺はありました。
室生寺に詣る前に、山菜定食をいただきました。これが注文してから3分で出てきたわりにはうまかった。やっぱり適度な運動をすると、ご飯はおいしく感じるってせいでしょうか?
室生寺は境内の一番下の段から石楠花が咲き始めていました。
まだ、満開というにはもうちょっとだし、日本最小といわれる五重の塔あたりにはほとんど咲いていませんでしたが、それでも綺麗でしたよ。
室生寺は女人高野と呼ばれるだけあって、優しい感じのお寺でした(っていうと性差別なのか?)。平安時代から続く名刹とあって、古びた趣ながら、ほとんど剥げているけど当時をしのばせる色彩も若干残っていました。
奥の院までは長く続く階段があって、ちょっと気合がいりますが、途中、暖地性シダの北限があったりして、案外面白いです。どれをとってもご神木になりそうな見事な杉の木もいっぱいあります。
奥の院からは室生の里が一望できるよう、高い建物になっています。何造りって言うのかはよく知らないけど、清水寺なんかの縮小版っぽいです。
石楠花はゴールデンウィークあたりが見頃らしいです。
いろいろな色の品種があって、花の色の遺伝学を考えるのも面白いですよ。
日本では、朝顔の遺伝学はかなり進んでいますが、それ以外の花の模様はどうなんでしょうか?
石楠花の花の模様の遺伝学ってのは聞いたことがありませんが、きっと面白いと思います。
帰りに、ヨモギの入った大判焼きやら、草餅やらを買って食べました。ヨモギが濃くておいしかったよ。
たまにはハイキングもいいもんですねー。
訂正しておきました。
ご指摘ありがとう!!
去年自分が室生寺を訪ねたときのことを思い出しますね。
曽爾高原へのドライブの途中に立ち寄ったので、ゆったりとできなかったんですが…
先日の吉野や飛鳥も含め、自分の部屋から2時間で、こんな素敵な場所がまだまだたくさんあるんだなぁって感動しきりです。
次回はしっかりと室生寺と赤目を攻めてみたいですね(^-^)