ネコには、目の網膜の後ろに反射板があり、これが弱い光を増幅することによって
暗いところでも見えるのです。ですから暗いところでは、反射した光のため目が光って見えます。
最近、戦争のための暗視野装置などができ、赤外線を感じて増感して像をつくるので、
真っ暗なところでも、敵の居場所が見えるようになっています。
戦争では、こんな装置でいくら隠れても、正確に銃撃されて殺されてしまいます。
しかも宇宙からもピンポイントで見つけることもできるのですね。
そういえば、アーノルドシュワルツネッガーの映画「プレディター」は怖かったですね。
宇宙からきた生物が、人間を狩りをして食べるのですが、
この生き物が、赤外線探知機を備えていて、
対決するシュワちゃんが追いつめられて行きます。どきどきしました。
ネコは、赤外線は見えないようです。白黒の世界を見ていますが、
感度抜群の目で、闇夜に動き回るネズミを超音波を聞ける耳との連携で、
正確にみつけて、捕獲することができます。
犬と感覚器の能力を比べる実験がありましたが、鼻ではかなわないですが、
暗闇では、圧倒的にネコの方が、周りの様子をみる能力が高いことがわかります。
ネコの目はやはり、すごい能力を持っているんですね。尊敬しちゃいます!