環屋

オタク漫画家環望のヘッポコBLOGなり。まあ見てって。

2001+5

2006年01月29日 03時14分12秒 | Weblog
星野之宣先生の新刊単行本「2001+5」が刊行された。
名作「2001夜物語」の番外編的作品を集めた短編集だ。
僕はこの本の刊行を20年近く、それこそ心の底から待ち続けていた。
今まで単行本未収録だった短編「夜の大海の中で」が収録されているのだ。
この作品は「2001夜」の真の最終回とも言えるもので、掲載誌だったスーパーアクションが休刊する時、その記念に掲載された。
その物語は「2001夜」のファンなら誰でも知っている、ある愛すべき「人物」の後の姿と、その度の終わりが描かれていて、掲載当時成人したばかりだった僕は、誌面を追いながら落涙したものだった。
後年何度か「2001夜物語」は再刊行されたが、「夜の大海の中で」が収録される事はなかった。


その頃少年漫画で食い詰めた僕は、双葉社の成人雑誌に拾われた。
その編集部は双葉社内では外様扱いの部署だったが、編集者達は歴戦の強者ばかりで、マイナー誌ばかりでダラダラ漫画家をやっていた僕は大いにしごかれた。
その時極めてお世話になった編集さんの中に「スーパーアクション
」の元編集長がいた。
僕は夢中で自分がいかに「スーパーアクション」を愛読し、「2001夜」に啓発されたかを語った。
そんなことがあったせいか、編集長は後々まで色々と気をかけてくださった。
去年、その編集長が定年退職された。
退職なされる直前にわざわざ電話で、双葉社で預かっていた原稿を全て返却する手続きをしたと連絡をくださった。
短いお礼とお別れの言葉を交わして、電話を切り、僕たちの縁はそれまでとなった。


単行本を開く。
20年ぶりの再会だった。
大幅に描き足しがなされてはいたが、それでも当時の感動は古びていなかった。
20年前と同じシーンでまた目頭が熱くなった時、なんだかホッとした。

ラストの星野先生の後書きで、この本が出るまでの経緯が記されていた。
双葉社から20年ぶりに原稿が返却され、同時に単行本にまとめるとの話がきたのだという。
定年退職した当時の編集長の置き土産として。
そう、あの編集長だ。
彼は僕の原稿と同じように星野先生にも原稿を返却し、さらにそれを本にまとめる手助けをしていたのだ。

 
この後書きを読んで、僕はまたちょっと泣いた。
コメント

仕事始め

2006年01月09日 20時56分03秒 | Weblog
新年初売り雑誌が色々出ましたね。
特撮エースとコミックフラッパー、同時発売ですよ?

セイザーXは今回で折り返し。後2話でお話をまとめなきゃいけません。
最後は前後編になる予定。
TVでは第2シーズンから色々魅力的な新キャラが登場しますが、漫画では出番なさそう。
ジャッカルとか出したかったんだけどなあ。

VAMPIRE BUNDは第二回目。
ラストの三ページでこの漫画が何をしようと思ってるか判ってもらえるんじゃないかと。
少なくとも、ただのツンデレ漫画にするつもりはない(笑)。

昨日からいよいよ2006年の仕事始め。
スタッフが集合して、作画開始だ。
でも年末年始にのんびりし過ぎたせいか、今イチエンジンがかからない。
気合い入れなきゃダワさ。
コメント (1)

明けましておめでとうございます

2006年01月01日 14時16分09秒 | Weblog
今年も環の漫画をよろしくご贔屓に!

あわてて作った年賀イラスト。
戌年だって。
知ってた?
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