たま日記。

オーストラリアはメルボルン
レストランで働く日々。
食べることの幸せ
作ることの楽しさを伝えられたら。

2011年 その2

2011年02月07日 | 日記
変な話やけど、本当に今年は何か違う1年になる気が日に日に大きくなってるわけです。
私が変わった、のかいな?
たぶん、オーストラリア化してるんやと思う。
あ、精神面で。物理的にはそんなに巨大化してません

「まだそんなこと言うてんの!?もう2月やで!!」

と言われそうなんですが、去年を振り返っておりました。

実際、メルボルンでの生活は、かなりの緊張状態で過ごしてたと思う。
言葉や文化や、色んなことが日本のそれとは違うから、
常につま先立ちのような感覚。
それは背伸びしているという意味ももちろんあるけど、それだけじゃなくて、
地に足が付けられない、うまく歩けない、バランス悪くてフラフラしてる、
とか、そんな意味でのつま先立ち。
足元が不安定なせいで、全身に要らん力が入ってしまって、そのせいですぐに息があがる。
けどもまわりは休憩なんてさせてくれんくらいに、どんどんどんどん色んなことを提示してくるから、
しょうがなく息切れしても進む。
その息があがった状態は、新入生とか新入社員の初めの3ヶ月に似てる。
よく分からんままに周りと時間が流れていく、みたいな。
そこの空気に合わせようとしてるうちに、自分ってこんなんやったっけ?とか思う、あれ。

それが去年の10月くらいから今年の終わりにかけて、ポンポンっと立て続けに友達が遊びに来てくれて、
これまた良い具合に日本に居た私を持ってきてくれたん。
ちょこんと両方の肩に手を置いて、

「はい、リラックス」

とばっかりに、かかとを地面に付けてくれました。
そしてそれは高校、大学、社会人後、の3ステージに渡って。
メルボルンに今まで通りの自分が住み始めた、瞬間。
知らん間に日本のことにシャッターが降りてた、って気付いた瞬間。

めんどくさい性格で、笑う。

で、落ち着いたら反対に、
もうこんなに新しい世界でオドオド、とか人生で経験することないんちゃうかな、と思った。
良い大人が、新入生の気分にはもうならんやろ、と。
仮に新しいコミュニティに行ったとしても、どうやって人間関係作るとか、どういう会話するとか、
経験値はたまっているから、それなりにうまく立ち回れる。
息があがるなんて、たぶんめったにない。

って、思ったら貴重な最後の1回やったんやな、となんか寂しく思ったり。
終わっていくものがある、と気付いたら、それは一種の大人になったことかもしれん。
「これから」だけやったのが「今まで」も意識する
あ、まだまだ「これから」を考えてますけどね
実際に汗をかく量も減る分、人生の中で汗かくことも減る。
きっと違う汗をかきだすんだわ。


などということを思う、2月。

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2 コメント

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Unknown (とら?)
2011-02-08 16:13:11
姉さん巨大化しちゃだめぇぇぇぇ!!!

台風やら雨やら凄いらしいですけど、くれぐれも流されないでくださいね。


←しかしこの絵文字、私に似てませんか(笑)

ふふふ。 (たまき)
2011-02-08 21:28:39
するよ、巨大化、今年こそは!!
日本に戻れなくなるくらいに(笑)

髪の毛ないけど、似てる!!
まるでビール飲みすぎてゲ◯プしてるときみたい♪

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