環境教育の日々(パート2)

野たまご環境教育研究所代表の後藤清史のブログです。環境教育(環境と持続可能性の教育)を軸に思うところを綴っています。

熱中症対策「こまめに水分補給」の「こまめ」って何?

2021-07-19 13:31:26 | 環境教育
7月19日、大阪は快晴。
湿度が低く、日陰で風があれば涼しく感じます。
ただし、朝8時なのに室温は30度を表示。
熱中症のリスクが急激に増加しています。
十分にお気をつけてお過ごしください。

活動中は、水分補給、休息、クールダウンが涵養です。
運動を伴う作業をされる方は多量に発汗されると思います。
経口保水液などを利用してミネラルの補給もお忘れ無く。

TV等の熱中症予防の呼びかけで、「まめに」「こまめに」とよく耳にされると思います。
それによって分断無くの水分補給と思われている方は多いのではないでしょうか。
過去に運動中の水分補給を30分間隔から15分間隔にしたにもかかわらず死亡した事例があります。
当日の本人の体調もありますが、それは体調管理は運動以前の問題。
何を言いたいかというと「細かく」とか「頻繁な」水分補給のみでは熱中症は防げないということ。無いよりはましな程度と私は思っています。
着実な水分補給、それに伴う休息からのクールダウン、休息時間を利用した体調確認が大切です。

さて、みなさんは熱中症予防でよく聞く「まめ」や「こまめ」の意味を考えたことはありますか?
「まめ」の漢字表記は「忠実」、「こまめ」は「小忠実」…。
忠実とは「まごころをもってよくつとめること。また、そのさま」又は「内容をごまかしたり省略せずにそのまま示すこと。また、そのさま」

さて、みなさんは水分補給にまごころをもってよくつとめていますか。また、熱中症対策をごまかしたり省略せずに行っていますか(^_^;)
熱中症&脱水症の予防に「まめ」に取り組みましょう( ^o^)ノ

熱中症の応急処置や予防に関しては、下記のホームページが分かり易く記載しています。
応急処置だけでなく、そのほかのページ(熱中症関連)もぜひ目を通してください。

 〇大塚製薬「熱中症からカラダを守ろう」…熱中症が疑われる時の応急処置
    https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/first-aid/

 〇一般財団法人日本気象協会が推進するプロジェクト「熱中症ゼロへ」…応急処置のポイント
    https://www.netsuzero.jp/learning/le03