香港徒然草

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香港徒然草157:マカオグランプリコースを検証する

2006年11月21日 01時55分37秒 | 【マカオ】
毎年1年に1回、11月の第3日曜日あたりがマカオが一年でも最も熱く燃える頃です。

何故って?
それは、マカオ最大のイベント『マカオグランプリ』が開催される時期だから。
F1への登竜門と言われるF3レースのマカオグランプリはモナコグランプリ同様公道がそのままコースになることで有名です。
香港徒然草46でも昨年の第52回レースにちらっと触れましたが、無事53回レースが終わった今年はもう少しディープにグランプリコースを検証してみたいと思います。

マカオグランプリでは「ギアサーキット(=通称グランプリコース)」と呼ばれる全長6.2kmのコースを走ります。
このコースは道路幅が一番広い所で14m、一番狭い所でなんと!7m。
だいたい1周を2分ちょっとでまわります。
グランプリコースの詳細はこちら

かつてのポルトガルの女王の名前からとったドナマリアコーナーと呼ばれるあたりが一番ヘアピンカーブがきつく、ここをなんと時速150kmで走り抜けます。普通自動車で走ってみても狭いし、スピードが出せないような道を150kmで突っ込んでいくなんて正気の沙汰ではありません。だからこそレーサーはテクニックが要求されるし、燃えるんでしょうけどね。

レースのコースではフェリーターミナルの手前の直線コーナーぐらいしか、なかなか抜ける場所がないので、そのあたりの直線ではF3ながらも、時速250km近くでているとか。

フェリーターミナルそばの観戦席。字幕には今年の53回の文字が。

このあたりの観戦席と並んで人気があるのが、リスボアホテルそばの『リスボアコーナー』と呼ばれる90度の曲がり角のあたりのリスボアスタンド。毎年派手なクラッシュが出る場所ですので、スリルが味わえると人気の観戦席です。

リスボアコーナーのあたり

マカオグランプリは先に述べたように、「公道レース」ですので、公道をフェンスとタイヤで作った緩衝壁で覆っただけのレースコースです。周辺には普通に民家があり、人々が生活しています。そのため、このコース沿いの家に住む人々はレースが始まってしまうと危ないので外に出れませんから、1日中家にいるか、さもなくば爆音から逃げる為に1日中家の外にいる羽目になるようです。1年に1回のお祭り騒ぎとはいえ、住民の方は大変ですよね(笑)

マカオグランプリは最終日が決勝になるのですが、その数日前から予選や、レーシングカー以外のレース(バイクや普通自動車)のレースなどがあります。マカオグランプリの開催のおよそ1週間前ぐらいにはほぼレース沿いの道路の準備や観戦席の準備などが整ってきますので、この時期に道路を走ると「なんちゃってマカオグランプリ」の気分が味わえます。
レース終了後しばらくは道路にはレースの激しさを物語るようにタイヤの跡が沢残っていますので、それを歩いて見つけてみるのもおもしろいかもしれません。特にギア灯台の周辺道路などはその激しさがよく分かります。

マカオグランプリ期間前後のコースとなる道路の様子

マカオ在住の友人いわく、レースが終わった後も街中の興奮は冷めやらず、なりきりレーサーで爆音を轟かせて運転する車が多く危険だそうなのでレース後は車の通行などに十分な注意を払ってください。
マカオグランプリ開催時はどのホテルも値段が高く、予約が取りづらくなりますが、マカオでは終夜カジノで遊んでいるということも可能なので、少し時間をはずしてフェリーで行けば、そう混雑することもありません。

レース好きでなくとも、マカオグランプリ開催時のマカオはいつもと一味も二味も違って、また新しい魅力があるので、まだこの時期に訪れたことのない方はぜひいかがでしょう?
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