今回は、前号で予告をした「セントラルパークホテル」のお話。
「セントラルパークホテル」は名前にセントラルパークホテルと入っているくせに、ニューヨークとも何の関係もない香港にあるホテルです。だからといってじゃあ、香港のセントラルパークという公園の近くにあるのか?といえば、ホテルのすぐ側の公園はセントラルパークなんて名前の公園でもないという(笑)、香港島の上環に位置するホテルです。
ここは前号でご紹介した「ランカイフォンホテル」と同じ経営者のフランソワ氏が経営しているホテルです。
位置的に上環の駅からも少しあるし、不便といえば不便ですが、このホテルの良い所は「暮すように泊ることができる」こと。
そう、ここならばあなたも気分は香港在住者の「疑似在住者体験」ができます。
どうしてか?
それはこのホテルのロケーションとインテリアに秘密があります。
まず、まわりにはいかにも繁華街の中心にあるホテルと違って普通の住宅のマンションがあったりするので、近所を散歩しているだけでもなんとなく、自然と旅行者気分でなく在住者のような気になってきます。
ホテルのフロントもいかにもフロントというよりは、マンションの入口にいる警備員のお兄さんがちょっとお洒落なユニフォームを着ているかな?ぐらいですし、何よりもホテル自体が全142室と大きすぎない点や入口付近のロビーの雰囲気がホテルっぽくなくて、いい感じです。
ホテル入口
エレベーターを降りればまるでここは香港政府観光局(HKTB)の事務所?と思うようなモノクロでおしゃれな香港の夜景写真が壁に描かれております。そしてそのモノクロの空間にみずみずしい生の青リンゴが色を添えています。
エレベーターホール
さらに室内のインテリアもまるで友人の家に泊めてもらっているかのように、ホテルっぽくありません。
色使いやシャワールーム、備品などがまるで「IKEA」のショールームを見ているような感じがします。
普通のホテルだといかにもホテルという感じの机があったり、テレビが無機質にデーンと置かれていたり、ものすごくお高そうなベットが中央に鎮座していたりするのですが、ここではそういう雰囲気がありません。
ベットも高さが低いし、白を基調とした内装に差し色として添えられたアップルグリーンやオレンジ色のクッションをはじめ、テレビはベットの横という、本当に香港の若者のおしゃれな部屋を再現したらこんな感じ?という雰囲気なので、ホテルのいかにもといった雰囲気が嫌いな人にはぴったり!
室内ベットルーム
ベットから部屋の入口を見た所。ホテルの部屋というより普通の家のよう。
全室バスタブがなく、シャワールームだけなのもいかにも香港の住宅っぽいです。
香港で1人暮らしをするような小さな部屋を借りた場合、バスタブがなくてシャワールームだけというのも結構多いので、このあたりも香港の住宅に住んでいるような感じがしますね(笑)
お風呂に浸かるのが三度のご飯よりも好きな人には無理だけど、浴槽が無くても死なないわ、シャワーがあれば十分という若者志向の方ならまったく問題なしです。
また館内にある朝食をとれるラウンジは外光がたっぷり注ぐ明るいつくりになっており、外には水をはった小さなプールのある
デッキもあるので、お天気が良い日などはそのデッキでくつろぐ事もできます。
サンデッキ。けっこう気持ちいい。
ホテル内にいくつもレストランがあるわけでもないし、ジムやエステなどの施設があるわけでもないけれど、豊富なアメニティやドライヤー、セーフティーボックスなど最低限のものは完備されていますし、NHKもローカルのテレビも見れます。
セントラル(中環)などにはホテルの無料巡回バスが出ているのでそれを使えば繁華街にも10分程度です。
せっかく香港に来たのだから100万ドルの夜景が目の前に広がるような高級ホテルでの滞在が好きな方には向きませんが、ある程度旅慣れていて、超がつくほどの香港リピーターなど香港上級者にはおすすめです。
いかにも「ホテルです」といぐらいゴージャスな内装や備品のスーパーデラックスホテルから蚕棚のようなゲストハウスまで、ホテルの選択肢が幅広くあるのが香港の良い所ですが、こうした「暮すように泊ることができる」ホテルというのもなかなかありそうでないもの。
今度の香港旅行はここでプチ在住者体験してみません?
セントラルパークホテル(中環麗柏酒店)ウェブサイト
「セントラルパークホテル」は名前にセントラルパークホテルと入っているくせに、ニューヨークとも何の関係もない香港にあるホテルです。だからといってじゃあ、香港のセントラルパークという公園の近くにあるのか?といえば、ホテルのすぐ側の公園はセントラルパークなんて名前の公園でもないという(笑)、香港島の上環に位置するホテルです。
ここは前号でご紹介した「ランカイフォンホテル」と同じ経営者のフランソワ氏が経営しているホテルです。
位置的に上環の駅からも少しあるし、不便といえば不便ですが、このホテルの良い所は「暮すように泊ることができる」こと。
そう、ここならばあなたも気分は香港在住者の「疑似在住者体験」ができます。
どうしてか?
それはこのホテルのロケーションとインテリアに秘密があります。
まず、まわりにはいかにも繁華街の中心にあるホテルと違って普通の住宅のマンションがあったりするので、近所を散歩しているだけでもなんとなく、自然と旅行者気分でなく在住者のような気になってきます。
ホテルのフロントもいかにもフロントというよりは、マンションの入口にいる警備員のお兄さんがちょっとお洒落なユニフォームを着ているかな?ぐらいですし、何よりもホテル自体が全142室と大きすぎない点や入口付近のロビーの雰囲気がホテルっぽくなくて、いい感じです。
ホテル入口
エレベーターを降りればまるでここは香港政府観光局(HKTB)の事務所?と思うようなモノクロでおしゃれな香港の夜景写真が壁に描かれております。そしてそのモノクロの空間にみずみずしい生の青リンゴが色を添えています。
エレベーターホール
さらに室内のインテリアもまるで友人の家に泊めてもらっているかのように、ホテルっぽくありません。
色使いやシャワールーム、備品などがまるで「IKEA」のショールームを見ているような感じがします。
普通のホテルだといかにもホテルという感じの机があったり、テレビが無機質にデーンと置かれていたり、ものすごくお高そうなベットが中央に鎮座していたりするのですが、ここではそういう雰囲気がありません。
ベットも高さが低いし、白を基調とした内装に差し色として添えられたアップルグリーンやオレンジ色のクッションをはじめ、テレビはベットの横という、本当に香港の若者のおしゃれな部屋を再現したらこんな感じ?という雰囲気なので、ホテルのいかにもといった雰囲気が嫌いな人にはぴったり!
室内ベットルーム
ベットから部屋の入口を見た所。ホテルの部屋というより普通の家のよう。
全室バスタブがなく、シャワールームだけなのもいかにも香港の住宅っぽいです。
香港で1人暮らしをするような小さな部屋を借りた場合、バスタブがなくてシャワールームだけというのも結構多いので、このあたりも香港の住宅に住んでいるような感じがしますね(笑)
お風呂に浸かるのが三度のご飯よりも好きな人には無理だけど、浴槽が無くても死なないわ、シャワーがあれば十分という若者志向の方ならまったく問題なしです。
また館内にある朝食をとれるラウンジは外光がたっぷり注ぐ明るいつくりになっており、外には水をはった小さなプールのある
デッキもあるので、お天気が良い日などはそのデッキでくつろぐ事もできます。
サンデッキ。けっこう気持ちいい。
ホテル内にいくつもレストランがあるわけでもないし、ジムやエステなどの施設があるわけでもないけれど、豊富なアメニティやドライヤー、セーフティーボックスなど最低限のものは完備されていますし、NHKもローカルのテレビも見れます。
セントラル(中環)などにはホテルの無料巡回バスが出ているのでそれを使えば繁華街にも10分程度です。
せっかく香港に来たのだから100万ドルの夜景が目の前に広がるような高級ホテルでの滞在が好きな方には向きませんが、ある程度旅慣れていて、超がつくほどの香港リピーターなど香港上級者にはおすすめです。
いかにも「ホテルです」といぐらいゴージャスな内装や備品のスーパーデラックスホテルから蚕棚のようなゲストハウスまで、ホテルの選択肢が幅広くあるのが香港の良い所ですが、こうした「暮すように泊ることができる」ホテルというのもなかなかありそうでないもの。
今度の香港旅行はここでプチ在住者体験してみません?
セントラルパークホテル(中環麗柏酒店)ウェブサイト