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川崎・しんゆり芸術祭

2017-06-04 08:48:44 | 特集 1面記事
 今年も市北部での総合芸術祭「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」が4月15日(土)から5月13日(土)まで開かれる。多摩・宮前・麻生各市民館はじめ昭和音楽大学など8会場で、オペラやバレー、落語など演劇が30演目37公演開かれる。


 今年のアルテリッカの特徴は、芸術祭のオープニングは、日本のオペラ界を代表する藤原歌劇団による喜劇の達人ロッシーニ作曲の傑作コメディ・オペラ「セビリジャの理髪師》。イタリアで活躍中の脇園彩ら芸達者なメンバーの集う4月29公演、新進・メゾ・ソプラノの丹呉由利子や黄木透とフレッシュなメンバーのエネルギーあふれる4月30日では、洒脱なアリアとアンサンブルの競演が聴きどころ。ヨーロッパの歌劇場を彷彿とさせる馬蹄形の本格的オペラハウス、昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ。その素晴らしい会場で華やかなイタリア・オペラが、芸術祭(23日間・30演目・37公演)の開幕を飾る。
 アルテリッカの出演者たちは、日本国内のみならず世界で活躍する一流のアーティストや団体で、そのほとんどが川崎市や新百合ケ丘ゆかりの人たち。麻生区に拠点を置く劇団民藝や藤原歌劇団、昭和音楽大学の講師や卒業生、さらに麻生区在住の歌人との繋がりで実現した人間国宝の競演、在住の演出家や出演者がプロデュースする公演と枚挙にいとまがない。一流のアーティストによる第一級の公演が廉価な価格で目白押しに開催される夢の23日間。
 アルテリッカの大きな特徴のひとつが公演ジャンルが非常に多岐にわたること。オペラをはじめクラシック、バレエ、演劇、伝統芸術、ジャズ、ポピュラー、落語に人形劇やダンスとさまざまなジャンルの公演が開催される。なかでも、舞台美術、衣装を一新した新バージョンで登場のバレエ「ドラゴンクエスト」、ふじたあさや作・演出の「無伴奏テクノボー奏鳴曲2016」、大阪から招いたコテコテのナンセンス人形劇「おーいペンギンさーん」や、川崎市のフランチャイズオーケストラ東京交響楽団によるムソルグスキーの名曲「展覧会の絵」、テレビ「笑点」の司会&メンバー出演の落語、なかなか聞くことのない古典フルートの演奏などは興味深い公演。アルテリッカは市民に支えられた芸術祭。2009年の第1回開催時に8人だったボランティアは、現在150人を超えている。その役割は会場案内、チケット、場内係、チラシのポスティングなどの計画・実施やボランティア自らが制作・管理・運営するホームページと多岐にわたる。また今年は「音(おん)もでアルテリッカ」と称する屋外イベントを数日間にわたって開催し、アルテリッカしんゆりを盛り上げる。
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