多摩川新聞ブログ

川崎の地域情報を提供する「多摩川新聞」の連動ブログです。

「今 かわさきの農業は」

2014-10-16 12:33:04 | 「今 かわさきの農業は」
 コンクーリートジャングルにポッとある緑の田畑は心和む。その反面、営む農家は気苦労も絶えない。
種や苗を植え、育てていく過程でどうしても避けれない農薬散布の作業。こまめに管理をし、病害虫を防ぐ努力をしていても、温度や湿度からくる病害虫全てを防ぐことはできない。今、収穫期を迎えている梨やブドウ園でも農家は環境にも配慮し、害虫を薬剤散布せずに駆除する取り組みとして、コンフューザー(交信かく乱剤)を導入している農家も多い。これは、性フェロモンの特異的作用で害虫の交尾を阻害し、発生を抑制するもので人畜毒性はない。導入費用はJAや市でも助成を行っている。
 『明日農薬散布』と書いた旗を園内各所に建て、事前の作業告知をする多摩区生田の梨栽培農家は「就農した時に比べ園を取り巻く環境は大きく変わった」という。また、洗濯物が干される前の早朝や夕方など、なるべく近隣の人たちが気にならない時間帯に散布する野菜農家も多い。
 生きる根源にある「食」を担う農家は、様々な工夫と努力をしながら都市と共存する農業を続け、次代へと繋いでいる。(JAセレサ川崎広報課・齋藤俊和)

「今 かわさきの農業は」

2014-10-16 12:33:04 | 「今 かわさきの農業は」
 コンクーリートジャングルにポッとある緑の田畑は心和む。その反面、営む農家は気苦労も絶えない。
種や苗を植え、育てていく過程でどうしても避けれない農薬散布の作業。こまめに管理をし、病害虫を防ぐ努力をしていても、温度や湿度からくる病害虫全てを防ぐことはできない。今、収穫期を迎えている梨やブドウ園でも農家は環境にも配慮し、害虫を薬剤散布せずに駆除する取り組みとして、コンフューザー(交信かく乱剤)を導入している農家も多い。これは、性フェロモンの特異的作用で害虫の交尾を阻害し、発生を抑制するもので人畜毒性はない。導入費用はJAや市でも助成を行っている。
 『明日農薬散布』と書いた旗を園内各所に建て、事前の作業告知をする多摩区生田の梨栽培農家は「就農した時に比べ園を取り巻く環境は大きく変わった」という。また、洗濯物が干される前の早朝や夕方など、なるべく近隣の人たちが気にならない時間帯に散布する野菜農家も多い。
 生きる根源にある「食」を担う農家は、様々な工夫と努力をしながら都市と共存する農業を続け、次代へと繋いでいる。(JAセレサ川崎広報課・齋藤俊和)

「今 かわさきの農業は」

2014-04-10 13:02:30 | 「今 かわさきの農業は」
 春の陽気に包まれ始めると伝統野菜「のらぼう菜」の季節が始まる。四月下旬まで収穫され、直売所やファーマーズマーケット「セレサモス」で早春農産物として店頭を賑わす。
 「のらぼう菜」の歴史を記した書物は残されていないが、畑や田の周りなどにボウボウ生えていたことから「野良ボウ」と呼ばれるようになったとか。また、江戸時代の大飢饉を救ったという言い伝えがある。原産も諸説あるが、本種は洋種ナタネ。自給自足生活を送っていた農家では黄色い花を搾り、ナタネ油を抽出していたという。
 八月に播種、十月に定植、翌三月から伸びてきたわき芽を摘んでいく。生育期が冬期のため、病害虫の影響を受けにくく、無農薬に近い状態で収穫できる。くせも無く、おひたしやあえ物、天プラなど幅広く料理に使え、人気が高い。
 JAや川崎市らで構成している「かわさき地産地消推進協議会」では、農家向け栽培講習会や大手流通会社などを対象に試食会を開催、さらなる産地化に向けた取り組みを始めた。
 守り伝えられてきた伝統野菜は、川崎の名産品として広がりを見せ始めている。(JAセレサ川崎農業協同広報課・齋藤俊和)