多摩川新聞ブログ

川崎の地域情報を提供する「多摩川新聞」の連動ブログです。

川崎商工会議所 交流会に450人

2016-07-23 01:36:13 | 認知症の基礎知識
 川崎商工会議所の会員全体の交流会が6日、川崎フロンティアビル2階KCCIホールで開かれ約400社、447人が参加した。
 これまでにも多くの来賓を迎えての新春のつどいなどはあるが、会員だけの交流会は今年で3回目。
 山田長満会頭は、「本日は、447人の会員に参加していただいた。どうぞ交流会を通じて、大いにビジネスチャンスを獲得してください」とあいさつした。
 交流会には、新田ボクシングジムの黒田雅之さん、プロビーチバレー選手の畑信也さん、俳優の神崎順さん、落語家の桂米多朗さん、フリーアナウンサーの鈴木裕子さん、それにご当地アイドル川崎純情小町☆さんら「かわさき産業親善大使」も出席した。

認知症の基礎知識(8)

2016-07-23 01:34:56 | 認知症の基礎知識
今回は認知症の進行予防の為に日頃から行えるリハビリを紹介します。
〈適度な運動〉
運動は身体機能だけでなく、ストレス解消などの効果もあるので、睡眠障害、不安の軽減、行動異常の減少など周辺症状の抑制効果も期待できます。
1、全身運動 ラジオ体操の動きを参考にして音楽やリズムに合わせて体を動かしましょう。
単調な運動にならないように、棒やタオル、ボール、水入りペットボトルなどを使って動きや負荷に変化をつける工夫も効果的です。
椅子に座りながら、仰向けのままなど姿勢を変えてみても良いでしょう。
2、拮抗運動 体の上下・左右で異なる動き、真逆の動きをして実行機能の活性を図りましょう。「両手を広げながら足を閉じる」「右手を開くときは左手を閉じる」「両手両足でジャンケン」「右手で膝を叩きながら左手は膝をなでる」など動きに慣れてきたら速さを変えて難易度を上げてみましょう。
3、散歩 外出頻度を増やす最も簡単な方法です。屋内に比べて屋外では刺激量が増えて脳が活性化されます。習慣化する事で生活リズムの維持にもなります。散歩コースをひとつではなく、複数設置しておくと道順や景色の平凡化を弱める事が出来ます。また、散歩から帰宅後、景色や人物、変化や気付いた点を思い出して記録すると記憶の練習にもなります。
〈記憶と想起の練習〉
 人が記憶する時には、その時の注意や集中の程度、その人の興味や関心など様々な要素が関係してきます。そして覚えた事を思い出す練習も大切です。また記憶には回想的記憶(過去)、即時・作業記憶(現在)、展望記憶(未来)などの種類があります。種類によって効果的な練習方法も異なります。
1)注意や集中を高める練習 適切に注意を向けなければ物事を覚えるのは難しくなります。
この能力を高める方法には以下のようなものがあります。
①多くの情報から特定の情報を探し出す。
 文章の中から特定の文字を拾い上げる。トランプや将棋の駒をバラバラに並べて特定のカード゙(駒)を出来るだけ早く探す。「○△☐」などの図形を大小様々に描き、特定の図形の数を数える。
②2つの作業を同時に行う。
間違い探しの本やパズルを利用する。文章を音読しながら書き留める。
③過去の出来事を思い出す練習
①数時間前、数日前を思い出す。
「食事の献立」「購入した物」「出掛けた場所」「出会った人」など
②数年、数十年前を思い出す。
③特定の出来事を思い出す。
記念日(誕生日、結婚、出産など)旅行など具体的な印象が残りやすい出来事。
これ以外にも日常的にできるリハビリを次回に続けて紹介致します。





認知症の基礎知識(5)

2016-05-26 07:43:19 | 認知症の基礎知識
前回、認知症の方への対応はその方が安心できるような話し方や接し方が基本となることをお伝えしました。
今回はケアのポイントについてお話します。
(1)「その人らしさを大切に」→趣味や家事などその人がやってきたことを出来るだけ続けてもらいましょう。うまく出来なくても「ありがとう」という感謝の言葉を忘れずに。父母、祖父母、夫、妻として敬う気持ちを持ち続けましょう。
c「生活のリズムを整えて」→日常生活のひとつひとつがリハビリです。散歩や家事など出来るだけ身体を動かし規則正しい生活をしてもらいましょう。運動しないとお腹も空きませんし夜も良く眠れません。水分や食事もきちんと摂ってもらいましょう。
(3)「会話を大切に」→認知症になると語彙が減って会話も少なくなってきます。話をすると脳が活性し気持ちも明るくなります。昔のことは良く覚えているので昔話をしてもらいましょう。
次に上手に介護を続けるためのポイントをお話します。
(1)「認知症という病気について正しく理解する」→予想外の事が起こっても「病気がそうさせているのだから仕方ない」と割切る知識を持ちましょう。
(2)「ひとりで抱え込まない」→家族内で役割分担する、介護保険のサービスや地域の力も借りて休むようにしましょう。
(3)「ストレス解消の場を持つ」→趣味や習い事など介護を忘れる時間を作りリフレッシュしましょう。
(4)「仲間を作る」→当事者団体や介護教室など同じ悩みを持つ仲間と愚痴を言い合いましょう。
(5)「隣近所や地域の人に協力してもらいましょう」→認知症は地域で支え合う病気です

認知症の基礎知識4

2016-05-26 07:41:31 | 認知症の基礎知識
認知症の方には適切なケアが必要です。適切なケアをしないと認知症の症状が悪化する事があります。
認知症の方が安心できるような話し方や接し方が基本となります。具体的には以下を参考にして下さい。
①自尊心を傷つけない。→忘れてしまう事や出来ない事があっても否定しない。「ダメでしょう」といった禁止口調は止めましょう。
②相手の視野に入って話す。→相手に近づいて話します。後ろから話かけるとびっくりさせてしまうので気を付けましょう。
③ゆったり、楽しい雰囲気で。→緊張を解くようにやわらかく話しかけます。言葉だけでなく感情に働きかけるよう、しぐさや眼差し、態度で「安心」「楽しい」「うれしい」などを伝えられる工夫をしてみましょう。
④簡潔に伝える。→一度に幾つもの事を話すと混乱してしまいます。単純な内容で順を追って1つずつ伝えましょう。
⑤わかる言葉を使う。→本人が分かる呼び名、言葉を使いましょう。生まれ育った土地の言葉を使うなどです。
⑥話を合わせる。→現実にありえないような話でも(ご飯を食べたのに、食べていないとか、子どもが沢山家にいる(幻視)など)逆らったり、訂正したりせずに、それを受け止めましょう。混乱が強い場合は、話に入りこまずに、そっとしておくことも必要です。
また家族に「物を盗られた」と騒ぐことがよくありますが、「自分でしまい忘れたのでしょう。疑うのは止めて」と叱るのではなく
「盗まれたかどうか一緒に探しましょう」と言って一緒に探してみましょう。見つかったら本人に発見させる様にしましょう。また見つかっても本人を責めないようにしてください。
しかし「この症状にはこれがいい」という答えはありません。対応の基本とその方に合った方法を工夫してみましょう。
次回は「認知症ケアのポイント」や「介護を続ける為のポイント」をお話します。

認知症の基礎知識「高津区認知症連携を進める会」編

2016-03-18 14:20:26 | 認知症の基礎知識
 認知症はさまざまな疾患によって引き起こされる病気であり、鑑別診断が重要である。MRIとSPECT(脳血流検査)などの画像診断は非常に有用である。脳梗塞、水頭症、脳腫瘍等を診断するためには、画像診断は欠かせない。アルツハイマー型認知症の早期診断には髄液検査も行われる。
 アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症には進行を抑制する薬がある。認知症で問題となるのは、物忘れだけではなく、徘徊、妄想等の症状であり、精神科との連携も必要となる。
 認知症に対処するため、さまざまな社会制度を利用しなければならない。①要介護認定、②自立支援医療、③障害年金、④高齢者虐待防止法、⑤成年後見制度、⑥認知症の運転免許、などの問題がある。
 認知症は増加の一途をたどり、社会問題となっている。まず、理解することから始めなければならない。


「高津区認知症連携を進める会」 2009年3月、高津区内の医師や地域包括センター、介護支援専門員、社会福祉士、作業療法士、薬剤師など十数人が集まって発足した。毎月1回活動して50回以上。独自のハンドブック「認知症の人とその家族のためのハンドブック~高津区編~」を作成し、また、専門職のための情報紙〔アクション〕、専門職間仕様「連携シート」などを作成配布し、その活動は月間ケアマネジメントにも取り上げられた。


「高津区認知症連携を進める会」のメンバーが、毎月1回、リレーで認知症について書いていただきます。ご意見などありましたら、本紙までお寄せください