辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

とかく、シンプルな仕事も手を抜けない理由がある

2016-08-29 08:05:11 | 日本の情景
シンプルな仕事も多く、
とかく世間一般的には、「こんな仕事こそ、合理的に!」進める
風潮がある。決して否定はしませんよ!!

そんな仕事も初めて請ける案件が多いけど
合理的にできない理由がある。

それは、、、

その仕事そのものが、初めての案件だからである。

結果、合理的に仕事を進めることができない。

と、申しましても、予算以上の機材投入を
惜しみなくする訳にも行かず、
機材はいたってシンプルな構成が多い。

じぁ、なんなんだろうと考えると、
「人を撮影する」って、簡略化できないんですよね。

祭りでも舞台でも、一見、慣れれば
シンプルに撮影できるように思えるが逆で、
人路撮るときこそ、カメラ位置、カメラのレンズ、
音の収録(必要であれば)と、
通り一遍湯に仕分けできない。

何が原因だろう、と考えると、
「人間だから」である。

どんなに段取り良く舞台進行をリハーサルしても
本番で間違いなく進行できる方が稀である。

そんな、段取りを踏み外した時に限って
撮影ポイントだったり、見所だったり
重要な部分が如実に現れてくる。

だから、シンプルな仕事こそ手が抜けない。

むしろ、シンプルだからこそ、段取りが
全てにかかってくる。

まぁ、撮り逃さなければ良いのであって
難しいことは何もない。

カメラマンが、イベントの本質、被写体の本質を知っていれば
良いだけである。

日々、新しい仕事が舞い込んでくる中、
小さな仕事も大切にしていきたいのである。

最新の画像もっと見る