それほんと?

キラ様のデスノート

IT業界は、3K職場と言われています。

2006年04月20日 | IT


IT業界は、3K職場と言われています。原因はどこにあるのでしょうか。多分、業界の階層構造にあるのでしょう。

IT業界の階層構造とは、もちろん、元請、下請け、孫請け等のことを指します。どの産業でも同じような階層構造を持っているはずです。目新しいものではありません。しかし、中身に少し異なるところがあります。

それぞれの階層で、取り分に見合う付加価値をつけているかと言う点がそれです。確かにそう言い切れない部分があります。システムを作るのは、最下層のSE、プログラマーが中心で、彼らが発注者のニーズをシステム化します。だとすれば、彼らはスキルに見合った報酬を受け取る権利があるはずです。しかし、安い報酬で働いているのが現実です。この業界で働く殆どの方がこの矛盾を知っています。でも、解決できていません。

今日も、中堅SIインテグレーターの常務と話をした時、このことが話題になりました。

原因はどこにあるか。その大きな原因の一つは、発注者と技術者が適切に出会う場がないからです。

世間には、優秀なIT技術者、コンサルタントが大勢います。その人たちが、ネットを活かして表面に出てくれば、発注者と直接仕事の交渉ができます。

ナレッジマーケットはそれを実現するマーケットです。www.kp104.com

IT技術者が不足しているようだ。

2006年04月20日 | IT


IT技術者が不足しているようだ。銀行業界では、数万人規模らしい。まだまだ大手銀行のシステム統合プロジェクトが続いているからのようだ。製造業でも設計技術者が不足しているらしい。CADシステムを使って、設計開発できる技術者が名古屋地区で大量に雇用されていると言う。東京や栃木、広島ではなかなか採用できないという話を聞いた。

また、中小企業でもIT化を推進する企業が多くなり、特にWeb系の技術者が不足していると言われている。

こんなに需給が逼迫しているのに、技術者への報酬はあまり上がっていないようだ。特に中小零細のIT企業のエンジニアは、相変わらず3K環境で休む暇もなく働いている。IT業界の構造なのだが、系列に属していれば仕事はある反面、受注金額は上がらない。元請の経費、利益が優先するからだ。

多くの経営者は、系列から離れることの経営リスクを問題にする。しかし、何も系列を離れる必要は無いだろう。中小企業のIT化は想像以上に大きくなるからだ。従来のビジネスモデルを維持しながら、拡大しつつある中小企業領域のITビジネスを経営のもうひとつの柱に育てる。そんな経営戦略をすすめればよいのではないだろうか。

では、どうするかだが、そんなビジネスモデルを推進しているのが、ナレッジマーケットだ。ネット上に構築されたフリーマーケットに出店し、営業活動を行う。買いたい人が現れたら交渉する。従来のモデルとは異なる、一人でも営業活動ができるマーケットだ。http://www.kp104.com

プロと言われる人、あるいは、プロを抱えている中小IT企業は、このマーケットを利用してみてはどうだろうか。