それほんと?

キラ様のデスノート

格差社会

2006年04月11日 | IT
文芸春秋を読んだ。

竹名大臣のインタビューを掲載している。既にお読みになった方もおおいのではないだろうか。

読んだ結果は、やはり竹中君は二流だということだ。論点は次のとおり。

1.労働分配を率で説明している。私たちは率では生きられない。絶対値がどれだけ上がった、下がっただ。間違った説明をしている。

2.70年代、80年代、日本は競争社会だったといっている。この質問は、格差社会の是非なのだが、それに答えず競争社会だったといっている。それは、論理のすり替えか、彼が分かっていないからだ。競争と格差は別のこと、それさえも分かっていない。更に、確かに昔は競争していた。だが、あの当時、誰もが中流で格差の無い社会だった。(宮崎君も若い、その点を指摘できていない。)

政治は、肌で感じるものだ。数字に出る以前に肌で感じる知恵、感性が必要なのだ。彼は、その点も欠いている。今の政治家の殆どに言えることだ。

日本の優秀な経営者は、肌で感じたことを後に数字で確認している。それができるから経営ができる。MBAなどの数字万能の経営を超えて知恵を持っている。

数字だけの知識では、評価されない。そんなものどこにもある。それを使って、知って、何を判断し、どう行動するか、、それが知恵だ。

彼には無い。

それが本当の話。