それほんと?

キラ様のデスノート

文鎮型のフラットな人材ネットワーク。その力の差が企業力の差に!

2006年04月03日 | IT
www.kp104.com IT業界の格差がなくなる

 コンピュータシステムは、多くのプロフェッショナル技術を必要とします。OS、ベータベース、プログラミング、インターネットなどのSW技術、そして、それらを動かすHW技術と多岐にわたる専門技術を必要とします。大手のSIベンダー、ITベンダーは、ある程度、必要なITプロフェッショナルを自社、あるいはパートナーから確保できます。が、それでも最近は技術者不足に悩まされています。

 理由は簡単です。IT業界は、大手を中心に下請け、孫請けとトライアングル形式のパートナーネットワークを構築してきました。それは、大手企業向けのビジネスが主流だったからです。プロジェクトサイズは割りと大きく、開発期間も長かったので、人材は固定的に配置することでマネジメント可能でした。

 しかし、今はIT化の波が中小企業に拡大し、プロジェクト数は増加しています。そして、期間やコストは短く、小さくなっています。従って、ITプロフェッショナルはプロジェクトに沿ってダイナミックに配置しなければ稼動効率を維持することができません。

 このように、今、供給側の都合で確立してきたネットワークが役立たなくなっています。新しい需要を満たすには、ビジネスモデルの変換を余儀なくされています。需要家の都合にあわせた新しい人材ネットワーク。文鎮型のフラットな人材ネットワークモデルへの転換が必要です。カバレージは、従来の10倍、100倍のネットワークです。

 そして、大切な視点は、需要家のニーズに合わせたこのネットワークは、どの企業でも実現できるということです。企業サイズが全ての基準だった従来の既成概念を打ち破り、カバーするスキルネット量で企業価値が決まる時代が始まります。