コノマチョウ

土曜日の朝、同級生から電話。
「ジャムを作ったから、今から届けに行くから」
「はい、わかりました」　と答えたけど、まだ化粧もしていません。
とても人前にさらせる状態ではなく、あわてて壁塗りをして待ちました。

やがて届いたのは、柿で作ったという珍しいジャム。
固めの柿で作ったらしく、ネットリというよりはシャキシャキと歯ごたえのあるジャムに仕上がっていました。


この人、自然大好きな人で、キャンプしながら山奥に入って魚を釣ったり、野生の植物を食べたりしています。
ジャム作りも得意という良い意味での　『遊び人』　の男性です。

私が　「この間、庭で茶色い蝶を見たのよ」　と言ったら、すぐに　「ヒョウモン蝶じゃない？」　と返事が返ってきました。

「違うの。　調べたら　クロコノマチョウ　だった」
「へ～　コノマチョウって結構大きいんだよ。　ここにコノマチョウが来るとは珍しいね。　房総には結構いるんだけど。　コノマチョウは、翅の先が折れているんだよ」

そうなんです。　写真に残しましたが、翅の先が折れています。


翅を広げて飛んでいる時は濃い茶色に見えたので、翅の表面の画像を撮りたかったけれど、とうとう一度も翅を広げることはありませんでした。
根負けして撮った翅の裏の写真です。
この蝶も、近年北上してきた蝶のようです。