バックパッカー写真日記

カメラ片手に、世界を旅する日記。

第八番札所 長谷寺

2013-04-12 11:31:09 | 西国三十三ヶ所観音霊場ツーリング
長谷寺は真言宗豊山派の総本山。つまり高野山の金剛峰寺などと同格であり、かなり格式の高い寺院です。自ずと期待も高まるというもの。幸いにも私が参拝したのは御本尊の御足に触れる事が出来る特別拝謁期間でした。全長十メートルはありそうな本尊さまの御足ですから、跪いて手を合わせても視界に入るのは、とにかくデカい足だけ。帰宅してからも目を閉じて思い浮かぶのは尊顔ではなく御足ばかり。あいにく撮影禁止だったので、画像が残っていないのは残念ですが、心にはしっかりと刻まれました。一般的にはデカけりゃイイってもんではないですが、こちらのご本尊様は頼もしさが溢れ出てました。さすが総本山と納得できる、心安らぐお寺でした。




訪問したのは又兵衛桜と同日で4月4日です。もう今頃は葉桜だろうナァ。

又兵衛桜

2013-04-04 19:29:43 | 西国三十三ヶ所観音霊場ツーリング
ようやく天気に恵まれての花見です。
大宇陀(おおうだ)は大阪冬の陣で豊臣方として参戦した後藤又兵衛の所領だったそうです。
長谷寺からバイクで15分ほどの距離でした。
桜の時期になると町内会の人が道案内の看板を設置しているようです。
おかげで迷わずに到着できました。ありがとうございます。

孤高の美しさ、気高さ。老木にもかかわらず、この力強さ。
格好良過ぎです。






平日だったので年配の方が多く見学されていました。
今が満開です。

第七番札所 岡寺

2013-04-03 19:42:03 | 西国三十三ヶ所観音霊場ツーリング
こちらの奥の院は洞窟になっていて、その中には弥勒菩薩様が鎮座していらっしゃる。
一番札所の御神木といい、生まれ変りを疑似体験のできるような仕組みがあるというのは、きっと癒し効果があるとされたからだろう。新年度になって気分が一新するというのは、同じような効果があるのかも。



また、こちらの境内には樹齢500年のつつじがありました。花が咲いたら見てみたい。

第六番札所 壺坂寺の涅槃像

2013-04-03 19:20:56 | 西国三十三ヶ所観音霊場ツーリング
第六番札所の壺坂寺はインドとの文化交流が活発なようだ。
エローラ石窟寺院をモデルにした仏塔やアジャンター石窟寺院の中でも一番美しいとされている壁画の模写などがある。境内の壁画にはブッダの一生をモチーフにしたものがあり、御釈迦さんの足跡を知るには便利。ゆっくり参拝するのには二時間は欲しいところ。

巨大な石仏が多数ある中でも、もっとも胸熱なのは1m50cmほどの布団をかけてもらった涅槃佛。
この布団を奉納した人には感服します。
既成観念にとらわれない思いやりに、目からうろこが落ちました。
眠ってるウサギを横目に、こっそりと抜き去ってしまう亀のような生き方を改めねばと思ったのでした。
反省




いい夢を見てそうです。といっても、涅槃に入ってるんですけど・・・。

第四番札所 槇尾山施福寺

2013-04-01 22:01:14 | 西国三十三ヶ所観音霊場ツーリング
桜が咲いているうちにと、午後から第四番札所に行って来ました。
あたかも春になって活発になり始めたウグイスのようです。
山では本物のウグイスも鳴いてるし、プチ登山を楽しんできました。

ここは弘法大師空海が出家したとされる場所。
そして約30分の山登りをせねばならぬ西国霊場の最難所としても有名。
しかも以前には山上の境内にあった茶店が建物ごと無くなってました!
参道前の売店か自動販売機で飲料水は購入しておいたほうがいいですよ。

ちなみに、ここも桜が満開。
平日という事もあってか、人出ではまばら。
参道前の土産物屋も桜の季節にもかかわらず休業中でした。
ちょっと寂しいですね。
そのおかげか自動車で行っても駐車場は無料でした。ありがたや。
そのぶんはお賽銭で・・・。

デジカメにSDカードが入ってなかったので、携帯電話のカメラで撮ってみました。
本物より青みがかって見えてます。