思考空間無限大

 人間だけが持つ、創造力と想像力の素晴らしさを生かす道を模索したいです。イノベーションと、近未来の世界を模索したいです。

CO2排出量ゼロを目指して

2015-08-28 07:53:32 | 日記
 近年、地球温暖化によると思われる異常気象が世界中で頻発しています。海の深海層によって、今のところ、その影響が緩和されているそうですが、深海層が温暖化の影響を吸収できなくなって悲鳴を上げたとき、温暖化の影響が一挙に出てきて、様々な悪影響が噴出すると言われています。

 今回のH2Bロケットによる宇宙ステーションへの物資補給の成功は、日本国民としてとても誇れる成功だったと思います。日本の科学技術の高さを示す出来事だと思います。そして、なにより大きいのは、日本の子供たちが、大きな夢を持つことができたことだと思います。将来の夢に向かって、どんどん進んで行ってもらいたいと思います。

 さて、日本が先頭をきって世界貢献できる分野の大きな一つに、水素社会の実現があると思います。水素を作る過程で、CO2を全く出さない方法は、自然エネルギーで電気を起こすことです。当面は、コスト面から製品を作る副産物としての水素を有効利用するのが経済的だと思いますが、究極の目標は、自然エネルギーを利用して電気を作り、水を電気分解して水素を作れば、水素を作る全過程で、CO2の排出量がゼロになるそうです。

 2020年の東京オリンピックにおいて、水素自動車を利用して選手や観客の移動を行うそうですが、CO2排出量ゼロで水素自動車が動いていることを世界にアピールしてほしいと思います。
来年度予算では、人工知能研究拠点を設置するそうですが、日本の成長戦略に今後大きく寄与すると期待しています。ぜひ、実行していただきたいと思っています。

 日本の労働生産性を高めて、確実な経済成長を推し進めることにより、今回のような『株価暴落パニック』は、防止できるのではないかと思います。
政治は『実行』あるのみだと思います。政治家の方の役目は、ますます大きいと思います。

不安心理プラスダークマター

2015-08-26 02:17:41 | 日記
 一連の世界同時株安は、25日夕方から、26日にかけて、一応負の連鎖が止まったと思われる。
日本は、前日のニューヨークの500ドルを超える大幅安を受け継ぐ形となり、最初は大幅安で始まったが、個人投資家や年金資金の必死の努力の結果、4.9兆円という売買高を伴って、午前中はプラスで終わっていた。

 日経平均の25日の結果は、700円を超える大幅安に終わったが、この午前中にプラスに転じたことにより、日本と中国以外のアジア株をはじめ、欧州での大幅高、続いてニューヨークへの反発へとつながったのではないかと思われます。

 今回の異常な大幅安を考えてみると、実体経済にはほとんど関係なく、株価暴落は不安心理の連鎖によって、もたらされたものと思われます。いかに、人々の気持ちによって経済が左右されるかを今回の暴落は教えてくれたように思います。経済活動の大きな要素に『大衆心理』を重要視しなければならないのではないかと思った次第です。

しかし、朝起きてみると、ニューヨーク株価は200ドル以上下落していた。テレビの解説者も、安心して眠っていたら、朝起きてびっくりしたとおっしゃっていました。
アメリカの終値を見て、日本が始まると、どうしてもニューヨークの影響が濃くなってしまう。

 そこで、私は私なりに考えたのですが、一般の人は、株が上がることを願っているのですが、株が下落すると儲かる人がいるのを知っています。もし、株が下がればもうかるとしたら、引けにかけて大量に売り注文を出せば株価は下がります。

 不安心理のある中では、株価が少しでもあれば売ってしまう人が出てくるのは当然なのですが、それとは別に株価を下げれば儲かる人の資金が莫大であれば、株価暴落は止まらないことになります。
誰が大量に売っているのかを分析する必要があるのではないかと思います。そうしないと、その国の経済指標が株価に反映されるという本来あるべきマーケットが、単なるもうけ主義だけの悪しきマーケットに成り下がってしまう危険性があると思います。

 資本主義の根幹をなすマーケットのあり方が今問われているのではないでしょうか。


世界同時株安を止めるのは誰だ

2015-08-24 14:35:51 | 日記
 中国株安、景気減速に端を発した、今回の世界同時株安は、人間の心理を揺さぶり大きなモンスターになりつつある。

私は、今回の暴落を止めるのは、今まで主役だった米国ではなく、また、中国でもなく、比較的冷静に考えることのできる米国や日本ではないかと思っています。

 今回の暴落の一因には、以前から利下げをほのめかしてきた、米国にもあるのではないかと思っています。利下げするのなら、ほんの少しでいいから、黙って粛々と利下げすべきではなかったのかと思います。

 あまりにも慎重すぎて、機をのがしてしまったような気がします。経済は日々動くものです。機に応じて柔軟かつ大胆に決断すべきだと思います。

所得倍増は可能だ

2015-08-07 10:37:17 | 日記
 国会中継等を見ていて、地方創生における議論で、民主党議員が、農家において、所得倍増は可能なのか、具体的に示してほしいという質問がなされたのを記憶していますが、私は、農家において、所得倍増は可能だと以前から思っています。

 iPS細胞の生みの親、中山教授が言っておられるように、VISION&WORK HARD があれば十分実現可能だと思っています。そのVISIONとは、
① 無農薬栽培で作物を作ること
② 最高級品質のおいしさを実現すること
③ 日本一を目指すこと
これら3点が実現できれば、農家における所得倍増は実現できると思います。
 
私は、今夏≪すいか≫と『とまと』を無農薬で栽培しています。『大地の源』という有機発酵肥料を使えば、一切の化学肥料や農薬は必要なく有機発酵肥料だけで、おいしいすいかがたくさん取れています。
ハウス栽培ではないので、カラス対策としては、スイカの上にコンテナをかぶせています。ウリマットも使用しました。スイカは、ほとんど伸ばしほうだいにしていますので、スイカのつるは、垣根にまで伸びて行って、宙ぶらりんになって、大きくなっているものもあります。

 トマトは、2本仕立てにして、支柱を増やして、トマトが実の重みで折れないようにしています。トマトは夏のみならず、11月ごろまで収穫できます。ペーターカロチンやポリフェノールがたくさん含まれているすいかやとまとは、夏の季節には健康面でとてもいい食材だと思っています。

 『大地の源』は、ある県の大規模農家で栽培され、反当りの収穫は、通常の350万から750万円に達しているそうです。近年その農家は、県内で一番になったそうです。
土の中にいる有用菌が、土をふわふわにし、他の悪い菌を抑えて支配し、根が通常の3倍の根を張って、茎も太くなり、収穫量も3割はアップするのです。

 今年の6月ごろ、産直で『スモモ』を買った人からスモモをもらいましたが、スモモはすっぱいものだと思っていたのが、全くすっぱくなく、とてもおいしかったので、『感動のおいしさ』だったとお礼言いました。そして、この味は『大地の源』ではないかと思い、兄に電話して聞いたところ、産直に出している農家は、10年ぐらい以前から大地の源を使用している農家であることが分かりました。

 農業におけるイノベーションが、きっと『地方再生』を実現すると確信した次第です。腸内フローラーの農業における応用編ではないかと、私は思っています。

教育現場における労働生産性の劇的効率化アップを考える

2015-08-03 11:36:49 | 日記
 もし、自分の考えを簡単に表現できる画期的なソフトがあれば、どんなに良いだろうと思います。特に、数学や理科において、独特な記号が簡単に表現でき、手書きと同じ時間で、プリントアウトできれば、
とても素晴らしいと思います。

 そうすれば、教育現場において、本来あるべきより創造的な仕事ができるのではないかと思います。そのためには、教育者が個々にパソコンのような機器を持つのではなく、クラウドというネットを用いて、
高速でしかもやりかけの仕事をいつでも呼び出して、効率よくできる方法を考えるべきだと思います。このようなシステム構築には、国家が関与して取り組む必要があると思います。

 私は、『イノベーション立国日本』というvisionを核として、その一環として、産業界のみならず、教育界においても、労働生産性アップに取り組む必要があると思います。この目的は、教師が事務的な仕事から解放され、生徒の目配りにより多くの時間を生徒のために使うことを目的とするものです。

 先日iPS細胞の生みの親、中山教授が、クローズアップ現代に出演され≪VISION&WORK HARD≫とおっしゃつていました。教師が、より積極的に授業に取り組み、その生徒自身のいい面を把握し、能力を伸ばしてあげることが、優れた教師だと思います。

 優れた科学者や学者は、モノの本質がよくわかっている方々なので、自分の言葉で、うまく相手を納得させ、やる気を起こさせる立場にあると思っています。中山教授は、『私の教えている若い研究者が、優れた業績をあげてくれた時が、いちばんうれしい』とおっしゃっていました。
 
 小・中・高においても、中山教授のような優れた教育者がたくさん生まれることを期待したいと思います。