人工知能OSの世界標準

　これからの人類の歴史において、画期的な役割を果たすのは、間違いなく人工知能だと思います。
人工知能ロボットを利用して、省力化や生産性の画期的な向上が見込まれます。
これからのロボットの発達は、指数関数的に進歩すると思われます。
今まで、開発されたJAVAやWINDOWSなどの高級言語をさらに異次元のレベルに進化させた、人工知能OSができれば、計り知れない恩恵を人類にもたらすものと思われます。
　私が目指す究極の人工知能ロボットは、悪意を持たない倫理観を持った正義の人工知能ロボットです。
優れた近未来の人工知能ロボットは、今まで人類が積み上げてきた知能を継承した上で、従来なら人間が思いつかなかった方法を、我々人類に提供してくれるようになると思います。ご存じのように、日本の将棋ソフト『ボナンザ』は、今まで人間が思いもよらない一手を指して、プロ棋士をまかせています。
　人工知能コンピュータの特徴は、あらゆる可能性をきちんと精査して、正しい推論をする点です。
コンピューターが高速化するに伴い、将来の人工知能ロボットは、与えられた条件下のもとで、正しい判断をしてくれるようになると思います。
高機能気象衛星と超高速コンピューターのコラボレーションにより、災害を予想して、どのような経路を通って避難したらいいのかを私たちに間違いなく知らせてくれるようになると思います。
　しかし、なぜ人類は同じ間違いを繰り返すのでしょうか。戦争なんて、無益の最たるものです。
無益な戦争を避けるためには、お互いに相手の立場に立って考え、真の国民の『幸福』を大義名分とした、指導者が必要です。
『中庸(ちゅうよう)』の孔子の教えを今一度考えてみる必要があると思います。

笹井氏のご冥福をお祈り申し上げます

　日本の再生医療の世界的な研究の第一人者である、理研副センター長の笹井氏が亡くなられたことに対して、心からご冥福をお祈り申し上げます。
笹井氏は、とても真面目な研究者だと思います。
後から振り返れば、こうしておけば良かったと、何度も何度も反省していたに違いありません。
　私は、以前にもブログで申し上げましたが、人間には、必ず間違いがあります。
私たち国民にとって大切なことは、『信じて見守る』ことではないでしょうか。
　これからの日本にとって、優秀な研究者を育てるためには、静かに見守ることも大切だと思います。
　笹井氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。

思考空間無限大 人工知能の夢

　ソフトバンクの孫社長によれば、日本で人工知能ロボットを三千万台ぐらい作って、いろんな作業をロボットにさせれば、日本がGDPで世界一になることも夢ではないとテレビ番組でおっしゃっていました。
これは、実現するのはかなり先の話だと思いがちですが、私は人工知能産業の進歩は、指数関数的に進歩すると思っているので、30年先には、良き見通しが立つのではないかと思っています。
　JAXAで、ロケット打ち上げの前に『自動診断プログラム』を使って、チェックしていましたが、私から見れば、
『自動診断プログラム』の導入は、遅すぎたのではないかと思いました。なぜなら、すでに40年前に、NECなどの日本のメーカーによって、『電子交換機』の自動診断プログラムは、すでに完成していましたから。
　おらゆる作業の自動診断プログラムの導入が進めば、日本全体の生産性は、飛躍的にアップするものと確信しています。人工知能プログラムの進化は、日本の政治経済や福祉政策においても、生産性や効率性や妥当性の向上につながると確信しています。
　たとえば、あらゆる事業計画を高速コンピューターでシミュレーションすれば、経済性や効率性が一段と増すのではないでしょうか。
　さらに、人工知能コンピュータが進化すれば、最も良い方法が、人工知能コンピュータからいくつか候補が提案され、
『最適解』を人工知能コンピュータから効率よく見つけることも夢ではないと思っています。
　今、私が残念に思うことは、少年でも人工知能プログラムを作れるような『人工知能世界標準OS』が未だに完成していないことです。
　もし、人工知能世界標準OSが完成したときには、ぜひJAVAのように、誰もが無料に近い値段で、使用できるようにしていただきたいと思います。
　『夢を形にする』ことが、政治のもっとも崇高な役割だと思っています。
ぜひ、政治家の方々には、国民が将来に希望を持てる国『日本』を目指していただきたいと思います。