思考空間無限大

 人間だけが持つ、創造力と想像力の素晴らしさを生かす道を模索したいです。イノベーションと、近未来の世界を模索したいです。

成長戦略第二ステージ TPPをバネに

2015-09-30 06:51:02 | 日記
 新興国の景気減速に伴い世界経済の減速が懸念されています。こうした中で、政府の来年度に向けた成長戦略をどのようにし、来年度予算を具体的にどのように配分するかが関心事になってきました。

その中で、20年前に比べ日本で働く外国人労働者は、9.7万人から、78.18万人へと増加しています。特に、ベンチャー企業や中小企業で働くことに魅力があるようです。彼らは、自由な働き方を好む傾向にあります。最近ベンチャー企業でも、投資効果により資金繰りが良くなっているそうで、待遇面でも大企業並みの給料が出せるようになってきているそうです。

優秀な能力を持つ若者が、日本に興味を持ち、日本で働きたいと思うようになれば、日本の将来にとっても、好ましいことだと思います。

亡きロケット博士の糸川先生は、『逆転の発想』というシリーズを世に出されていて、私も愛読させてもらいましが、今問題になっているIS問題も、若者の経済的なことや、職がない、未来への希望が持てないなどの要素が、根底にあると思われます。

逆転の発想から見れば、

①自分の存在感が社会で認められる仕事がある
②仕事を信頼されてまかされる
③サービス残業がなく、自分のスタイルで、生活ができる
④将来への展望が開かれている

優秀な人材を確保するには、このような要素をクリアーできる必要があるのではないでしょうか。

『企業は人なり』『人材は宝なり』ではないでしょうか。

次に、必要なのは、これから日本が成長するためには、日本の生き方、方法に賛同してもらえる成長国家を資金を提供して、大きく成長していただく助けをすることだと思います。そのためには、相手国の政治体制がある程度整っている必要があり、少なくとも独裁国家でないことが必要だと思います。

具体的には、将来人口17億人を有すると思われる、インドのインフラ整備に貢献し、インド国内で優秀な人を育て、日本に理解ある人材をインドとともに育成して、
日本との経済交流を活発にすることだと思います。

農業分野においても、発展途上国を育てる技術とノウハウを日本は十分持っています。日本のやり方は、『相手国のためになることを徹底してやる』というスタイルで臨み、理解を得たうえで、経済協力を進めることが大切だと思います。

昨夜TPPが、ようやく大筋で合意されたというニュースが飛び込んできました。今回は本物のようです。懸案事項があるとすれば、米国の国会で、承認されるかということだと思います。

今回日本の甘利大臣は、粘り強く大変努力され、合意に導いてくれたと思います。阿部総理も大変喜ばれています。
TPPとは、カナダ、アメリカ、メキシコ、ペルー、チリ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、オーストラリア、ニュージランドそして、最後に阿部総理がが決断して参加した日本の12か国の参加国からなり、実に世界のGDPの約4割を占めている国々が参加しています。

甘利大臣が言っておられましたが、自由、民主主義、法の支配を基調とする国々の大きな自由貿易圏になると思います。私は、日本の将来のために今回のTPP合意は、必ず日本のためになると確信しています。貿易量が増えれば、間違いなく経済は活気が出てきます。景気が良くなるためには、お金の流れをよくする以外に方法はありません。

これから、阿部総理は、内閣改造に着手されると思いますが、GDP600兆円をめざされることと思います。

私は、政治家にとって、VISIONを国民の前に示すことは、大切だと思います。今回のTPP大筋合意が、起爆剤となり、他国の景気減速の《呪縛》から、解放されることを期待しています。





注目されるwindows10 未来の若者のために

2015-09-28 14:23:15 | 日記
 パソコンに興味のある人なら、windows10が、富士通やNECからきちんと最初からインストールされた状態で出荷されるのを首を長くして待っていると思う。
したがって、現在あるパソコンが安くても売れないのは当然である。

今後出荷されるwindows10は、インターネットの立ち上がりが、今までよりも早くなるそうです。せっかく光ファイバーに変えても、立ち上がりが遅いのでは、がっかりしてしまいます。それと、完璧なセキュリティをwindows10に求めている人も多いと思います。買ったとたんに問題が出てくるようでは、消費者の信頼をなくしてしまいかねません。

だから、パソコンを買いたいと思っている人は、ある程度時間がたってから買い替えるのではないでしょうか。パソコンのメーカーは、年末商戦を目指して、着々と準備を進めていると思います。

パソコンの値段は、40万円ぐらいかかっていた時期と比較すれば、10万円前後で買えるようになりました。そして、CPUに使われているi7は、今まではワークステーションに使われていたような高性能になっています。

使い道にはいろいろとあると思いますが、これからのパソコンの使い道として、理系の学生であれば、最新のパソコンを使って、大学で習った理論を、パソコンで計算したり、3次元のグラフを立体的に表し、角度を自由に変えてディスプレイに表示して、自分で確かめることができれば、どんなに若者をワクワクさせ、ひいては、画期的な発明がなされることと思います。

そのためには、自分で読み進めば、講義内容が十分理解できるような本が必要です。昨日、本屋さんに久ぶりに行ってみたら、"マセマ"(mathema)という偏微分方程式について書いた本がありました。日本でも、真面目に読んでいけば、大学の講義がよくわかる本が出版されるようになったのだと思い、うれしくなりました。

教える人が理論が分かっていても、大学生がすんなりと理解できるとは限りません。著者は、長年学生を教えてきた人気講師だったそうです。

大学生のみならず、高校生や中学生においても、本当によくわかり、どう教えたら最短で理解できるかを知っている『教師』が今求められているのではないでしょうか。

若者には、予想もできないような可能性があると思います。IT社会が発達しても、良書はますます必要とされると思います。



NHK 映像の世紀

2015-09-26 15:39:31 | 日記
 今日は、NHKの映像の世紀を見ていました。『ベトナム戦争』に関する歴史を興味深く見ていました。

アメリカの公民権運動に始まり、ケネディ大統領の南部での暗殺事件。このニュースを初めての衛星放送で見たとき、私は、小学1年か2年でした。こどもながらにも、悲しくなったことを覚えています。

もし、ケネディ大統領が引き続き政権を担っていたら、きっとアメリカはもっとよくなっていたと思えてなりません。多額の戦費と多くの若者の犠牲者を伴い、ベトナム戦争は、アメリカの敗戦に終わりました。

ベトナムは、約80年間、フランスの植民地になっていました。第二次世界大戦で、フランスから日本は一時的にフランス軍を追い出したのですが、当時フランスとの約束で、日本はベトナムから撤退し、再びフランス軍によって、制圧されました。

アメリカのベトナム戦争は、長く続き、日本でも枯葉剤の影響で、胴体が一つで頭が2つの奇形児の双子が話題になり、日本の病院で手術をしたことが、つい昨日のようによみがえってきます。

10.21国際反戦デーは、日本でも、若者を中心に行われましたが、映像の世紀を見ていると、アメリカでは、国内を二分する戦争だったと思います。ベトナム戦争を終結させたのは、『事実を伝える映像』だったと思います。

それにしても、ケネディ大統領の弟さんの、ロバートケネディ大統領までもが、銃によって暗殺されるとは...
私は、日本人ですが、番組を見て終わった時には、涙が出ていました。

 《国のリーダーの命を何と思っているんだ!》という怒りの涙です!!

改めて認識された燃料電池車

2015-09-24 08:45:52 | 日記
 ドイツのフォルクスワーゲンのソフトによる環境基準不正行為は、いかに、ディーゼル車の窒素酸化物排出が難しいかということと同時に、日本のトヨタを筆頭に提案している『水素社会』の取り組みがいかに素晴らしいものであるかを、今回の事件が示してくれたように思います。

100年先、200年先を見据えた地球環境保存の動きは、今後ますます取り組みの重要性が再認識されてくることでしょう。自然エネルギーと共に、天候や場所によって左右されない安定エネルギーとしての水素エネルギー活用は、安全性をクリアーできれば、これまでの脇役から、一躍トップスターへと躍り出る可能性を秘めていると思います。

これからの車の商品開発には、地球環境にやさしいことが重要視され、その結果世界が驚くような低燃費とともに企業イメージを高める重要な要素となっていくことは間違いないと思います。

これからも、コスト削減を推進していくとともに、安全性の確保を推し進めることによって、世界に普及していくのではないでしょうか。

来るべき2020年の東京オリンピック.パラリンピックの時には、選手の移動や関係者の移動に関しては、ぜひ燃料電池車を使用して送り迎えをしていただき、世界に『環境にやさしい近未来の車』として、ぜひアピールしてほしいと思います。

きょうようときょういくが必要

2015-09-22 00:30:38 | 日記
 NHKの『時論公論』で、長寿のポイントは、『きょうようときょういく』が必要だとおっしゃっていたので、うまい表現だなぁと思いました。

 その意味は、『きょうよう』とは、《今日、用事がある》で、『きょういく』とは、《今日、行くところがある》という意味だそうです。

 調査によると、栄養や運動を上回って、50パーセント以上の長寿効果があるとのことでした。

 日本は、世界でもトップクラスの平均余命の大きい長寿国家になっていますが、長寿には社会参加を通しての『生きがい』がいかに重要であるかを物語っていると思います。

 トヨタ自動車では、65歳まで定年を延長して65歳までは、従来のようにいったん60歳で定年退職して、嘱託として賃金を安くして雇用する形態をとらずに、65歳まで通して賃金を安くしないで雇用するようになるそうです。

 以前から、トヨタ自動車では、グループ全体でコストダウンに取り組み、いわゆる『カンバン方式』という方法を考え出し、他の自動車メーカーのお手本になってきたように思います。

 その結果、2014年度は3兆円を超える税引き前利益をあげることができました。これからもたゆまない企業努力を続けていくと思いますが、松下幸之助氏も言っておられましたが、企業業績を社員全体で共有し、発表することによって、社員一人一人のやる気や目標をさらに高めていく結果になるのではないかと思います。

 阿部総理は、今後経済の活性化に全力を尽くすと言っておられますので、ぜひ日本経済の『成長VISION』を実行していただきたいと思います。

 『多くの若者が、就職できる時代は良い時代だ』と思います。韓国では、大卒の約3割しかきちんと就職できていないそうです。

 『有言実行』に今後も期待したいと思います。